自民党新執行部が発足　副総裁に麻生元首相、新幹事長に鈴木氏、幹事長代行に萩生田氏

自民党の高市新総裁は10月7日午前、党本部で臨時総務会を開き、新執行部を発足させました。高市総裁は「今の暮らし、未来への不安を、何とか希望と夢に変えていきたい。そんな思いで一生懸命取り組む」と語りました。 副総裁には総裁選で高市新総裁を支援した麻生派会長の麻生元首相が就きました。麻生氏は「高市新総裁の下、挙党一致、自民党再生のために頑張ってまいりたい」とあいさつしました。 党四役では、幹事長に麻生派の鈴木俊一総務会長、総務会長に有村治子参院議員が就任します。政務調査会長には総裁選に出馬した小林鷹之・元経済安保相、選挙対策委員長には古屋圭司・元拉致問題担当相が起用されました。鈴木幹事長は「総裁からは党内の融和に努め、自民党の底力をしっかり発揮してほしいということだった。他党の意見にも丁寧に耳を傾けながら課題を解決していきたい」と述べました。 また、高市総裁は派閥の裏金事件に関係した旧安倍派の萩生田光一元政調会長を幹事長代行に起用しました。