筑波大付属小学校で再び…いじめ「重大事態」 被害受けた女子児童は転校

(福祉・教育 - 2025年05月12日 19時00分)

東京・文京区にある国立の筑波大付属小学校で、昨年度=2024年度、児童が陰口を言われるなどのいじめ被害を訴え、その後退学していたことが関係者への取材で分かりました。筑波大付属小学校では前の年にもいじめによる「重大事態」が発生していて、再び起きていたことになります。 関係者によりますと、今回被害に遭った当時小学5年生の女子児童は遅くとも去年=2024年4月以降、他の児童から陰口を言われたり無視されたりしていたということです。いじめ被害を受け、女子児童は今年=2025年1月末付で退学を申し出て、転校したということです。筑波大付属小は「児童等の生命や財産に重大な被害が生じた疑いがある」ときなどに認定する「重大事態」だとして、今年3月に文部科学省に報告していました。 筑波大付属小では2023年度にも当時6年生の男子児童がいじめ被害を訴え、担任が管理職に報告せず放置し「重大事態」に認定する事案が起きていました。 佐々木昭弘校長は取材に対し「重大事態となり、学校による適切な対応がなされず申し訳ない。女子児童のケースでは教員による不適切な指導があったことも確かで、すでに保護者に謝罪した」と話しています。

https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html

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