稲城 住宅で現金など奪った疑い男2人初公判で起訴内容おおむね認める
(事件・事故 - 2023年10月30日 20時05分)
ルフィなどと名乗る指示役がいたとされる広域強盗…。そのうち稲城市の住宅で現金などを奪ったとして、強盗致傷などの罪に問われた男2人の初公判がきょう(30日)開かれ、2人は起訴内容を概ね認めました。 この裁判は去年10月、稲城市の住宅に侵入して3人に暴行を加え、現金約3500万円などを奪ったとして、住所不定の無職・葛岡隆憲被告と札幌市の建設作業員・石栗一樹被告が強盗致傷などの罪に問われているものです。 「犯行態様は悪質。被害結果も重大」検察側はきょう(30日)、冒頭陳述で2人が「ルフィ」らの指示を受け、稲城市などで事件を起こしたと説明した上で犯行の悪質さを指摘しました。 弁護側も冒頭陳述で、葛岡被告の弁護人は「精神的、金銭的に追い詰められていた」と主張しました。 一方、石栗被告の弁護人は「複数の指示系統があり、被害品の全貌は分からない」と話しました。2人は、起訴内容を概ね認めていますが、奪った金額などには争いがあるとしています。
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