奥多摩町の新たな土産「オクタマ・トリ・カルタ」

(地域・まち - 2023年05月24日 20時30分)

自然が溢れる奥多摩町で新たな地元のお土産を作ろうと、クラウドファンディングで支援者を募る計画が進行中です。地域に生息する鳥をテーマにしたこちらのカルタ!どうやって遊ぶんでしょうか? 新緑がまぶしい山々に鳥たちの鳴き声が響き渡る奥多摩町。地元の新たなお土産を作ろうとこのほど完成したのが、地域に生息する鳥の鳴き声を使ったカルタ、その名も「オクタマ・トリ・カルタ」です。 ホーホケキョ… ランダムに流れる鳴き声をヒントにその鳥のカードを獲っていきます! うぐいすやふくろうのようによく知られる鳴き声の鳥だけでなく、かわせみのように名前や姿は知られているものの、なじみのない鳴き声の鳥など奥多摩町に生息する33種類が網羅されています。考案したのは奥多摩町に住むカヌーのインストラクター後藤めぐみさんと、2年前に奥多摩町に引っ越してきたゲームデザイナーの濱田隆史さんです。カヌーを通じて知り合った2人がかるたを作るきっかけは、ちょうど1年前に奥多摩の鳥について話したことでした。 後藤さん: 鳥のガイドの人に何種類もあれは何々だよと教えてもらったんですけど、後から思い返せないという感じだったんです。なのでなんとか鳥の声を覚えたい 濱田さん: 子どもを連れてこっちに来たんですけどあまり自然の中に遊んでいかないんです。鳥の鳴き声をテーマにした遊びがあればそれをきっかけに自然に親しみめるのではないかなと思って 鳥の声を覚えたい後藤さんと鳥の声を使った遊びを考えていた濱田さんがアイデアを出し合ううちに行き着いたというトリカルタ。鳥の声を知らない人や小さな子どもも楽しめるよう工夫を凝らし、カードには鳥の写真だけでなくカタカナで鳴き声のヒントも載せることにしました。 後藤さん: カタカナの文字を入れようとなった。そこができてゲームとして遊べるというか成立するようになりました。 濱田さん:アイデアとしてはシンプルなんですけどどういうカタカナを入れるとちょうどいいのかなというのがすごく難しくてその試行錯誤がとても時間がかかりました 試作品の完成までおよそ9ヶ月。現在、クラウドファンディングで支援者を募っていて、目標の100万円が集まり次第、生産に入るということです。 後藤さん:特徴のある声音の違いが分かってくるのでだんだんこの鳥は何かなというのが分かるようになってきます。遊んでいくに従って楽しくなってます 濱田さん:鳥の声がちょっとずつ分かってきたら一緒に散歩とかに行きたいなと思いますし、親子の人とかに楽しんでいただけると嬉しい

続きを読む