上野のパンダ返還発表後の開園日で大行列 新たなグッズも登場…別れ惜しむ多くのファンの姿
(都政 - 2025年12月16日 21時00分)
東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダが2026年1月に中国へ返還されると発表されてから一夜が明けました。発表から初めての開園日を迎えた12月16日、動物園には開園時刻前から長い行列ができ、一目見ようと多くのファンが集まりました。 4歳の双子、雄のシャオシャオと雌のレイレイは1月下旬に中国へ返還され、1972年の初来日以来、中国との「友好のシンボル」として親しまれてきたパンダが日本国内からいなくなります。 開園からおよそ3時間たった園内には長い列ができていて、最後尾が見えないほどとなりました。上野動物園によりますと待ち時間は最大でシャオシャオが4時間、レイレイが3時間となり、本来であれば午後3時までの観覧の受け付けが午後1時で締め切られる形となりました。 来園者からは「パンダかわいかった」「またいつか来てくれるといいなと思う」「国と国の関係なので難しいところはあるが、もしまた貸してくれることになれば、また親子で見に行きたい」などといった声が聞かれました。 また、上野動物園では双子の旅立ちを見送るため、16日から新たな14種類のグッズ展開を開始し、多くのファンがそのメモリアルグッズを買い求めていました。購入した人は「数が少ないといわれている(パンダの)ボックスとマグカップを買った。かわいい。もう予算ないです。あったもの全部です」などと話していました。 ファンたちが別れを惜しむ中、双子パンダの最終観覧日は2026年1月25日となります。 一方、中国外務省は今年春の記者会見で示した新たなパンダ貸与への前向きな姿勢から一転し、15日の会見では新たなパンダ貸与についての質問に答えませんでした。
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https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html
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