都が「カスハラ」対策に向けた初の検討部会 条例制定求める声も…
(都政 - 2023年11月01日 11時05分)
東京都は客からの迷惑行為により労働環境が害されるカスタマーハラスメント=カスハラの防止に向けた検討部会の初会合を行い、条例の制定などが提案されました。 初会合には、経済団体や労働者団体の代表、大学教授などが委員として出席し、意見を交わしました。会では、各業界の現状共有のほか、委員から「カスハラ」の定義を定める条例の制定や、労働者向けの相談窓口の設置などが提案されました。一方で、ほかの委員からは条例に罰則を定める場合の難しさも課題として挙げられました。都は、今後の部会で詳細な内容を議論し、今後の対策に生かしていきたいとしています。
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