<都議選2025>全42選挙区を総力取材『ユウケンシャ』都民1000人に聞いた!東京の課題
定数127の議席を選ぶ、東京都議会議員選挙が告示されました。告示を前にTOKYO MX報道部が総力を挙げて行った、東京都内の全42選挙区・都民1000人へのインタビュー・アンケート調査によって、都民が考える“東京の課題”が見えてきました。都民1000人のリアルな声は、TOKYO MXの特設サイト『TOKYO MX 選挙マップ ~都議選2025~』内の『ユウケンシャ~東京の課題~』でご覧いただけます。 東京全42選挙区それぞれの地域が抱える課題について都民1000人に聞いた有権者の思いの一部をご紹介します。 葛飾区・50代「いま、何でも物価が高いじゃないですか」 台東区・80代「やっぱりお給料いっぱいくれればね」 中野区・30代「一番はやっぱり少子化の対策」 狛江市(北多摩第3)・70代「人口は増えたとしても、商店街はつぶれていく」 大島町(島部)・10代「外から来たはいいものの、定住するのが難しい」 北区・80代「年金を上げてほしい。物価高。とにかく高過ぎて、年金生活ではやっていけない」 荒川区・30代「防災力を強化してほしい。災害が来た時に川が近いのが怖い」 聞こえてきたのは“暮らしへの対応”を求める切実な声です。 江戸川区・10代「若者がもうちょっと支援されたらうれしい」 世田谷区・30代「夏でだんだん暑くなってくるので、公園はたくさんあるが、室内遊びがもうちょっと充実している場所が増えるといい」 中央区・40代「ベビーシッターとか家事手伝いの制度がもっとあればいい」 現役世代から子育て支援を求める意見がある一方で、高齢者からは手厚い支援を求める声もありました。 文京区・70代「少子化対策にすごく目がいっているが、高齢者ももうちょっといたわってほしい」 町田市・60代「病院の数を増やしてほしい。遠くてしょうがない」 多摩地域からは交通の便に対する指摘がありました。 西東京市・30代「電車の乗り継ぎが西武線から他の路線に乗り継ぎづらいので困る」 青梅市・80代「青梅駅まで複線化されていない。これが解消しない限り青梅は発展しないと思う」 瑞穂町(西多摩)・60代「瑞穂町にもモノレールを開通してほしい」 八王子市・70代「バスの便が少ない。バスが今まであったのに、1時間に1本になった。かなり不便を感じている」 そして、島しょ部が抱える課題を指摘する声もありました。 新島村(島部)・50代「南海トラフ地震とか(発生した場合)、確実に孤島に、周りから人が来られない状況になる。バックアップしてくれることがあればお受けしたい」 神津島村(島部)・50代「この4月から船の便が減った。また、島の格差が実はあって、大島に観光のお客さんがたくさん行く。それによって船(の切符)が取れない。改善してもらえるとうれしい」 <都民の期待する政策トップ5は…> TOKYO MXは有権者1000人に『ユウケンシャ~東京の課題~』と題し、地域の課題解決に向けて、都議選でどのような政策を期待するのか聞きました。回答は31の選択肢の中から、1人に付き3つの項目を選択してもらう形で実施しました。 その結果、1位が「物価高騰対策」の40.7%で、以下、2位「子育て支援」(32.7%)、3位「高齢者福祉の充実」(20.6%)、4位「所得の増加」(19.7%)、5位「政治改革」(15.3%)と続きました。 東京都議会議員選挙は6月22日に投票日を迎え、即日開票されます。
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