東京科学大学が開校　医・歯・工の融合で世界をリードへ

東京医科歯科大学と東京工業大学が統合した「東京科学大学」が10月1日に開校しました。 開校した東京科学大学は2つの大学の医学、歯学、工学の3つの分野を連携し、難病やエネルギー科学など合わせて10の研究分野で世界をリードすることを目指します。大竹尚登理事長は「若手が42の新しいテーマを2大学にわたってやり始めている。間違いなく新しいところが生まれて、将来の競争力につながると期待している」と語りました。 統合は2022年8月から協議が始まり、2023年12月に正式に決定していました。 ＜東京科学大学が開校　医学・歯学・工学で連携＞ 東京科学大学は医学と歯学の「東京医科歯科大学」と、工学の「東京工業大学」が統合して開校したもので「国際卓越研究大学」の認定を目指します。国際卓越研究大学とは国が認定する制度で、選ばれれば国際的に最高基準の研究成果が期待できる大学として、国が10兆円規模の基金を活用して支援するというものです。東京科学大学の大竹理事長は「経営と学びの相乗効果を高め、社会に貢献していきたい」と語っています。