小池知事と高市首相が初会談「補正予算案で連携」　少子化対策でも方針確認

東京都の小池知事は11月19日午後、首相官邸を訪れ、高市首相と初めての会談に臨みました。 冒頭、小池知事は「グッドニュース持ってきました。東京都の出生数が1月～6月で0.3ポイント上がった」と報告しました。これに対し高市首相は「女性の健康支援に力を入れていくので、そちらもよろしくお願いします」と応じました。 小池知事は東京都の出生数が10年ぶりに増えたことを伝え、少子化対策で国と連携していく方針を確認しました。また、国と東京都がそれぞれ策定している補正予算案についてもさまざまな分野で連携していくことで一致したということです。会談後、小池知事は記者団に対し「うまく国の補正予算と都の補正予算が連携しながらいい効果が出るようにしていこうと話をさせてもらった」と話しました。 政府が今の国会で成立を目指す補正予算案は17兆円規模となる方向です。一方、東京都の補正予算案を巡っては都議会の複数の会派が小池知事に対し、国の方針を踏まえ効果的な物価高騰対策となるよう、緊急の要望を行っています。