日大アメフト部 部員10人近くが薬物関与か(大学調査)

(事件・事故 - 2023年09月13日 20時00分)

薬物への関与の疑いが広がりをみせています。日本大学アメリカンフットボール部の薬物事件で、これまでに逮捕・起訴された部員の他にも10人近い部員が違法薬物に関与した可能性があるとして、大学が調査していることが分かりました。 日本大学アメリカンフットボール部の薬物事件…きょう(13日)新たにわかったのが…「さらに10人近く関与の可能性が浮上しています」 聞き取りなどで疑惑が浮上し、きのう(12日)学内の評議員会で報告されたということです。この事件は、日本大学アメリカンフットボール部の寮で大麻や覚醒剤が見つかり、麻薬取締法違反の罪で北畠成文被告21歳が起訴されたものです。捜査関係者によりますと、北畠被告は、「他の部員と一緒に吸った。寮で見つかった大麻はその残り」と説明したということです。警視庁は先月22日、寮を再び捜索し、被告とは別に大麻の所持などの疑いがある部員4人を任意聴取していました。日本大学は先月の末に寮を閉鎖し、今月1日、アメリカンフットボール部を無期限の活動停止にしたと発表していました。10人近い部員が違法薬物に関与している可能性があることに街の人は…。 「びっくりしている」「人数が(以前)報道されていたのとちょっと違った、増えていたのですごくびっくりしました」「私も同じ年齢の息子がいるが、大丈夫なのかな自分の子が通っている大学はとか、そういう話題になる」 文部科学省は先月(8月)22日に捜査機関への連絡が遅れた原因などを第三者委員会で調査し、あさって(15日)までに報告するよう日大を指導…。関係者によりますと日大側は調査が間に合わないとして期限の延長を求めているということです。

続きを読む