元事務局長コカイン所持の疑い受け…日本駆け込み寺が「謝罪を要求　損害賠償の請求も」

東京・新宿区歌舞伎町の若者支援団体「日本駆け込み寺」の田中芳秀元事務局長（44）がコカイン所持の疑いで逮捕・起訴された事件を受け、団体の玄秀盛・前代表理事が7月11日に会見を開きました。 これまで、団体は田中被告に対して謝罪会見などを要求してきましたが返答は一切なく、今後、損害賠償請求を検討する方針を示しました。会見で玄前代表理事は「（田中被告には）駆け込み寺に対する謝罪、世間に対する謝罪を要求したい。『損害賠償ではなく償います』ぐらいの手紙でもいいから書いてくれないかと、内容証明郵便を3通送ったが一切返事がない」と現状を説明しました。 また、東京都や新宿区からの補助金の交付中止、およそ2400万円の返還命令が出たことについては「事件は田中被告個人の行いであり、活動全体に影響が出ることは納得がいかず、すぐには支払えない」として申し立てを行うと表明しました。