上野動物園・双子パンダ見納め 最終観覧でファンお別れ「帰ってくると信じて…」
生まれてから4年半にわたってファンを魅了してきた、東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ・雄のシャオシャオと雌のレイレイは1月27日に中国に返還されることとなりました。26日は休園日のため、その姿を日本で見られるのは25日が最後となりました。 観覧最終日となったこの日、訪れた人の中には「娘を送り出すような感じで感極まっちゃって。とにかく元気で過ごしてほしい」と話し“涙のお別れ”をする人もいました。また、およそ15年にわたって毎日パンダの姿を撮影してブログに投稿してきたという高氏貴博さんは、最後の観覧およそ4分間の時間制限の中で3000枚の写真を撮影したそうです。高氏さんは「最後まで上野で暮らしていた姿を目に焼き付けることができたので、とても幸せな気持ちでいっぱい。またいつの日か近い将来、日本にパンダが帰ってきてくれると信じて、それまでのんびり待とうと思います」と話していました。 東京都によりますと最終観覧日となった25日の事前予約の抽選倍率は24.6倍で、パンダ舎近くには“抽選に外れた”人たちも詰めかけていました。パンダファンだという人は「観覧には当たっていない。最後なので“2人”の少しでも近くにいて同じ時間を過ごしたいと思って来た」と話しました。 午後4時前、最終枠で観覧したファンたちは決められたおよそ4分の中で、順番に2頭と「最後のひととき」を過ごし、あふれる思いを伝えていました。ファンの中には「(2頭は)マイペースに休んでいて、レイレイはもぐもぐしてくれて。本当にここまで無事に育ってくれてよかった。(伝えたのは)ありがとうと元気でね」と語る人もいました。 東京都によりますと2頭は27日午後に動物園を出発し、成田空港から空輸で中国へ向かいます。この結果、初来日からおよそ半世紀ぶりに日本国内からパンダがいなくなります。
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