日本の巨大ロボット群像 東京会場
- 主催
-
日本の巨大ロボット群像東京会場実行委員会
(TOKYO MX、 サンシャインシティ、 ぴあ、 レッツマーケティング、 ランドマークエンターテインメント、 ファイズエンターテイメント) - 会期
- 2024年12月21日(土)~2025年1月13日(月・祝)
10:00~18:00 - 会場
- サンシャインシティ 展示ホールB
東京都豊島区東池袋三丁目1番
https://sunshinecity.jp/ - 協力
- AIC、 AICライツ、 エイケン、 エディット、 KADOKAWA、 キングレコード、 クロスメディア、 KOBE鉄人PROJECT、 シグナル・エムディ、 スタジオぬえ、 創通、 ダイナミック企画、 東映、 東映アニメーション、 東北新社、 トムス・エンタテインメント、 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、 バンダイナムコフィルムワークス、 光プロダクション、 ビックウエスト、 フライングドッグ、 Production I.G、 メディアウェイブ、 ライツ・イン
- 企画
- 西日本新聞イベントサービス、ぴあ
- 監修
- 山口洋三(オフィスゴンチャロフ)
- 企画協力
- 廣田恵介、タルカス(五十嵐浩司)
1963年のテレビアニメ『鉄人28号』放映から60年。
日本では脈々と「巨大ロボット」が登場するアニメーションが制作されてきました。
その魅力とは何なのか?歴代巨大ロボットのデザインと映像表現の特質に迫ります。
あなたが憧れた巨大ロボットが池袋に出現!
初の巨大ロボットアニメ『鉄人28号』放映から60年。
日本独自のジャンルである「巨大ロボットアニメ」のデザインとその映像表現の
歴史を紐解き、「巨大ロボットとは何か」を問いかける、かつてない展覧会!
-
スーパーロボットは会社の備品
『地球防衛企業ダイ・ガード』(1999年) ©XEBEC・フライングドッグ/創通 -
本編物語を牽引する劇中スーパーロボアニメ『ゲキ・ガンガー3』
『機動戦艦ナデシコ』(1996年) ©Production I.G /ナデシコ製作委員会・テレビ東京
架空のロボットが登場するアニメーション(ロボットアニメ)は、いまや日本の大衆文化の一角を占めています。
横浜に登場した「動くガンダム」を始めとする架空の「実物大」ロボットが日本の主要都市に存在し、それらは今や日常的な風景となっているほどです。
『鉄人28号』(1963年)をロボットアニメの嚆矢として、その後『マジンガーZ』(1972年)の大ヒット、そしてロボットアニメの流れに新風を吹き込んだ『機動戦士ガンダム』(1979年)の影響下、現在に至るまで多数のロボットアニメが制作され、魅力的なロボットがデザインされてきました。
他の国のアニメーションには見られない、独自の進化と広がりを見せてきたそのデザインの変遷には、空想上の荒唐無稽なロボットという存在に映像的な「リアリティ」を与えるためのデザイン上、設定上の創意工夫が凝らされ、ファンを魅了してきました。
本展では、『鉄人28号』から近年のロボットアニメにおけるロボットのデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証していきます。その上で、「巨大ロボットとは何か」を観客の皆さんとともに考えていきたいと思います。
「搭乗」、「合体」、「変形」は巨大ロボットアニメの、いわば「お約束」。
玩具展開を前提としたデザインには工夫が凝らされています。
が、そのデザインに隠された「メカニズム」には、それなりの合理性があります。
本展では、そうしたメカニズムの魅力を、デザイン画やアニメ劇中の場面などから制作した造形物によってお伝えします。
-
巨大ロボットに人の魂が宿る瞬間『マジンガーZ』(1972年)
©ダイナミック企画・東映アニメーション -
ゲッター1の変形プロセス『ゲッターロボ』(1974年)
©ダイナミック企画・東映アニメーション
巨大ロボットの「大きさ」は、アニメ劇中にていかに表現されてきたか?
1980年代になると、巨大なロボットは実用機械レベルに小さくなり、同時にその表現はリアリティを増します。
現実にありそうなそうしたロボットたちの一部分(あるいは全部)を、劇中で設定されたとおりの大きさに引き延ばしたらどう見えるか? アニメの登場人物になった気分でご鑑賞ください!
-
ガンダムを劇中の設定サイズで体感できる
(写真は福岡市美術館での展示風景)©創通・サンライズ -
ルパン三世に登場するロボット兵・ラムダ
『ルパン三世 PART2』(1977年) 第155話 さらば愛しきルパンよ
原作:モンキー・パンチ ©TMS
架空のロボットが、あたかも本当に存在するかのように、「内部透視図」が描かれてきました。
装甲の裏側、そして隙間にのぞくメカは、架空メカの「実体化」への欲望なのか、制作者のフェティシズムか?
現在ではプラモデルや玩具でも当たり前のように再現されることが多くなったロボットの「内部」に注目します。
-
ディー・カイゼリン
『ファイブスター物語』(1986年〜)/『花の詩女 ゴティックメード』(2012年)
©EDIT -
ライディ―ンの内部透視図
『勇者ライディーン』(1975年)
©東北新社
宮武一貴氏(スタジオぬえ)が、巨大ロボットをテーマとした描きおろしの巨大絵画を本展のために制作しました。
展示ホールならではの大画面で、宮武氏の描くロボットワールドを堪能してください!
また、宮武氏が所属する「スタジオぬえ」の仕事も特別展示で紹介します!
-
横須賀美術館での制作風景
©東北新社
From the pioneering robot animation of"Tetsujin28" (1963), followed by the huge success of " Mazinger Z" (1972), and under the influence of"Mobile Suit Gundam" (1979), which breathed new life into the robot animation trend, numerous mecha anime series have been produced and fascinating robots have been designed up to the present day.
-
スーパーロボットは会社の備品
『地球防衛企業ダイ・ガード』(1999年) ©XEBEC・フライングドッグ/創通 -
本編物語を牽引する劇中スーパーロボアニメ『ゲキ・ガンガー3』
『機動戦艦ナデシコ』(1996年) ©Production I.G /ナデシコ製作委員会・テレビ東京
The evolution and expansion of these unique designs, which cannot be seen in animation from
other countries, has fascinated fans with the ingenuity of the design and settings used to give
visual ' reality' to the absurd robot of fantasy.
This exhibition examines the history of robot design and visual expression in mecha anime
from "Tetsujin28" to recent years, with focus on the ' mechanism' and 'size' of the settings
that played an important role in creating ' reality'. We hope that this will provide an
opportunity to think together with the audience about 'what is a giant robot'.
Boarding, combination, and transformation constitute the template of giant robot animations. The designs, which were created with a view to being used for toys, reflect unique ideas, and are based on rational mechanisms. This exhibition showcases fascinating features of these mechanisms through objects created based on the design drawings and scenes in animations.
-
巨大ロボットに人の魂が宿る瞬間『マジンガーZ』(1972年)
©ダイナミック企画・東映アニメーション -
ゲッター1の変形プロセス『ゲッターロボ』(1974年)
©ダイナミック企画・東映アニメーション
How have animations conveyed the size of giant robots? In the 198Os, giant robots were downsized to machines for practical use, and their depictions became increasingly realistic. What would such realistic robots look like, in part or in whole, when enlarged to life size based on the specifications in animations? Feel the enormous size from the viewpoint of an animation character.
-
ガンダムを劇中の設定サイズで体感できる
(写真は福岡市美術館での展示風景)©創通・サンライズ -
ルパン三世に登場するロボット兵・ラムダ
『ルパン三世 PART2』(1977年) 第155話 さらば愛しきルパンよ
原作:モンキー・パンチ ©TMS
Internal structural views have been drawn as if fictional robots really existed. Do the mechanisms, which lie behind the armor and can be seen through the openings, represent the desire to materialize fictional mechanisms or the fantasies of the creators? Take a close look at the inside of t he robots, which is often reproduced as a standard feature in contemporary plastic models and toys.
-
ディー・カイゼリン
『ファイブスター物語』(1986年〜)/『花の詩女 ゴティックメード』(2012年)
©EDIT -
ライディ―ンの内部透視図
『勇者ライディーン』(1975年)
©東北新社
Mr. KAZUTAKA Miyatake (STUDIO NUE CO., LTD.) produced two original large paintings for this exhibition based on the theme of giant robots. Enjoy the world of robots drawn by Mr. Miyatake on canvases so large that they can only be displayed at a museum.
-
横須賀美術館での制作風景
©東北新社
公式サイト
https://artne.jp/giant_robots/
公式X 【公式】日本の巨大ロボット群像展
@giant_robotsten
Instagram
@event_mx
お問い合わせはこちら