ウン・ソヨン／カン・パラム
ベクサンが殺害したルブランの社長イルソクの娘で、事件後はベクサンの娘“カン・パラム”として育てられる。自分の親を殺した憎き敵とは知らず、ベクサンを父親と慕い幼少期を過ごすが、実子ではないと知られた後は、自分が身を引くことで家族が幸せになると信じ自ら家を出る。２０年後、“ウン・ソヨン”と名を改め新しい人生を歩んでいた彼女だったが、運命のイタズラによりカン家の人々と再会し、自分の両親や出生にまつわる悲劇を知ることになる。復讐を誓った彼女が選んだ道は、敵の息子であるテプンの花嫁になることだった。。
パク・ハナ「危険な約束」
カン・テプン
ベクサンの息子。
幼い頃、火災事故を目の当たりにしてからは悪夢に苦しめられ、記憶の中にかすかに残る父ベクサンの悪魔のような姿が心のしこりとなり、父親に対して不信感を抱き続けてきた。その上、唯一の心の拠り所だった妹パラムまでも失うことになり、荒れた青年時代を過ごす。やがて、アメリカ留学から戻ってきた彼は偶然“ソヨン”と出会い好意を抱くようになるも、彼女との間にある残酷な真実に、もがき苦しむことになる
カン・ジソプ「素晴らしき、私の人生」
ユン・サンドゥル
ベクサンとイルソクの友人の息子。
アメリカに住んでいたが、イルソクの事件の再捜査のために韓国へ戻った父親に連れられて、韓国へとやって来る。パラムと出会い初恋同士になるが、父親の突然の死によって、再びアメリカへ戻ることになる。その後は、ベクサンの支援を受けながら、留学にやって来たテプンの面倒を見てきた。２０年後、運命に導かれるようにパラムと再会した彼は永遠の愛を誓うが、２人の過去にまつわる悲劇の数々が、彼らを不幸の淵へと引きずり込んでいく。
パク・ユンジェ「運命の渦」
カン・パダ
ベクサンの娘でテプンの妹。
パラムとは双子の姉妹として育てられるが、両親や兄がパラムをひいきし続けたことによって、愛されることを知らずに大人になった。欲望に忠実な彼女は、子供の頃から想いを寄せるサンドゥルと、父の大会社ルブランの両方を手に入れようと企むが、突然現れた“ソヨン”に計算を狂わされ苛立つ。欲しいものは意地でも手に入れ、手に入らないのならばいっそ壊してしまおうとする彼女の危険な言動は、徐々にエスカレートしていく。
オ・スンア「二番目の夫」
カン・ベクサン
貧乏な家庭に生まれたことにコンプレックスを持ち、その反動から、どんな悪に手を染めてでも欲しいものを手に入れてきた極悪非道な野心家。友人だったイルソクを殺害しルブランを奪った後は、カネと暴力で弱者をねじ伏せ、時には違法行為も厭わずルブランを大きくしてきた。そんな中、パラムを彷彿とさせるソヨンと、ある女性の出現によって、彼がひた隠しにしてきた過去の秘密が一つ一つ浮き彫りになっていく。自分が必死に築き上げてきた完璧な城を絶対に壊されまいと、罪で罪を上塗りしていき…。
ソン・チャンミン「猟奇的な彼女」
スタッフ
演出：パク・ギヒョン「赤い靴」
脚本：ソン・ジョンニム「悲しくて、愛」