番組紹介

その嘘は、涙を誘う―
諸葛孔明を超える策士が巻き起こす信念の物語
◆2015年中国最大のヒット作!

全編にわたって伏線が張り巡らされた緻密なストーリー、手に汗握る迫力のアクション、義に溢れた男たちの情と絆を描き、中国で放送されるや大きな反響を呼び起こした2015年最高のヒット作。中国版エミー賞といわれる『2015年度國劇盛典』では、「影響力のあったドラマ賞」「最優秀男優賞」を始め、最多の10冠を獲得した神ドラマだ。インターネットでの反響もすさまじく、中国版Twitter「微博」ではドラマジャンルで過去最高となる226万回の検索数を記録、ネット放送の視聴数60億回超という驚異の数字をたたき出している。また、同作は台湾では『宮廷の諍い女』以来の社会現象を巻き起こし、韓国でも放送と同時に高視聴率を叩き出して、タイトルがネットの検索人気ワードとなり中華テレビ局史上最高の視聴率を記録するなど、“漢流”ブームを盛り上げた。

◆観る者を虜にする、梅長蘇(ばいちょうそ)の切なくも鮮やかな復讐劇

皇帝の座を巡る皇子たちの争いと梅長蘇の復讐が複雑に絡んだストーリーが圧巻。愛する者に身分を隠しながら大義に挑む姿は切なくも、敵の目を巧みに欺く梅長蘇の鮮やかな手並みには惚れ惚れとさせられる。その策士ぶりは、天才軍師・諸葛孔明をも超えるとも言われ、辛口で知られる中国のサイト・豆瓣で10点中9.3点という、国内ドラマ最高となる評価を引き出した。また、過酷な運命を背負った梅長蘇の生き様が大きな感動を呼び、「中国ドラマ最高のクオリティ作品」と絶賛された。

◆実力もルックスも抜群の中国イケメン時代到来!

個性溢れるキャラクターを見事に演じたイケメン俳優たちも大きな魅力の一つ。主人公の梅長蘇をカリスマ溢れる魅力で演じたフー・ゴーは、本作で熱狂的なファンを獲得し、2015年は「フー・ゴー イヤー」とも呼ばれた。また、正義感に溢れる靖王を演じたワン・カイ、少年護衛・飛流をキュートに演じたウー・レイも大ブレイク。長蘇と靖王の間に築かれていく信頼、主に向ける飛流の微笑ましい愛情など、彼らの間に流れる“情”にも惹きつけられる。

STORY
南北朝時代を模した架空の国・梁。都では皇太子と第5皇子・誉王(よおう)との後継者争いが激しさを増していた。そんな中、2人は情報組織「琅琊閣」から“麒麟の才子を得た者が天下を得る”という情報を手に入れる。その麒麟の才子とは、江左盟の宗主・梅長蘇のことだった。両者は早速、梅長蘇(ばいちょうそ)の獲得に乗り出すが、梅長蘇は蘇哲(そてつ)と名を変え、都に潜入していた。梅長蘇は実は、12年前に謀反の罪で壊滅させられた赤焔軍の生き残り、林殊(りんしゅ)だった。猛毒に侵され以前とは違う容貌となった林殊は、軍を罠に嵌めた者たちへの復讐を果たそうと都に舞い戻ったのだ。一方、南の国境を守る雲南公主・穆霓凰(ぼく・げいおう)は、梅長蘇の中にかつて許嫁だった林殊の面影を見出し、惹かれていく。梅長蘇もまた霓凰への想いに胸を痛めるのだった。やがて誉王の謀士となった梅長蘇は誉王を巧みに操り、皇太子派と誉王派の勢力を削いでいく。そして、君主の器量を持つ第7皇子・靖王(せいおう)を後継者の座に就けるべく動き出すのだった。