原作は台湾の女性作家 ジャン・オー(江鵝)の同名エッセー(2016年出版)。家なし車なし子なしで何の取り柄もない地方出身の39歳独身女性が、仕事や私生活で悩みを抱えながら生きていく姿を描いた。女性が社会で受ける年齢差別や結婚と自由を追い求めることの矛盾など、女性が生きていく中で起こりうる物語を丁寧に表現し、視聴者の共感を呼ぶ。主役のアラフォー女性を演じたのは、舞台出身の実力派女優、シエ・インシュエン(謝盈萱)。
2019年に放送されたシーズン1は、台湾版エミー賞こと「金鐘奨」では3部門<短編ドラマ賞><助演女優賞><編集賞>を受賞!
そして2年の時を経て放送された待望のシーズン2は、「金鐘獎」テレビドラマ部門 <脚本賞><撮影賞><主題歌曲賞>、「東京ドラマアウォード2021」<海外作品特別賞>を受賞。 中国大手口コミサイト DOUBAN では、高評価となる 9.3 ポイントを獲得!シーズン1に負けず劣らず高い評価を得ています。
シーズン1では、台北で失恋と失業を経験したヒロインのジアリン。39歳、独身の彼女は故郷である台南へ戻り、そこで自分を見つめ直し、新たな生活をスタート。アラフォー女性の生きざまが、現代と子ども時代の回想シーンとともに描かれる、主人公ジアリンと彼女を取り巻く人々のヒューマンコメディ。現代と1980年頃の過去のパラレル進行で、女主人公の幼少時代の温かい思い出やほろ苦い経験全てが今の自分を作っているのだと感じられ、この懐かしさが幅広い年代から支持されました。
そして2年の時を経て、成長したジアリンが帰ってきた!シーズン1の「自分探し」「新たな人生」からシーズン2のテーマは「成長した大人へ」少女のジアリンは13歳となり中学校へ進学。初経を迎え思春期に突入した彼女はしぶしぶ大人への階段を上ることに。大人のジアリンは41歲となり人生の後半戦に突入、更年期の壁にぶち当たる!
初経や更年期の体の変化など、全ての女性が直面する成長と老いに焦点を当て、親子関係、家庭の意義、未婚のアラフォー、中年の転職、婚姻の課題、介護問題などを描き、人生の問題に焦点をあてたシーズン2!
母と娘、成長と老い、子育て、仕事と出産の選択などジアリンとその家族の過去現在で、笑いと涙のアドベンチャーが繰り広げられる!
シーズン1に続き元カレ役にウェン・シェンハオ(温昇豪)、家庭教師役にレゴ・リー(李國毅) 、父の初恋相手にダンサーのシュー・ファンイー(許芳宜)、その他ヤン・ミンウェイ(楊銘威)、金鐘奨受賞女優ジョン・シンリン(鍾欣凌)、歌手のアンソニー・ニーリー(倪安東)、本作のプロデューサーで監督のイェン・イーウェン(嚴藝文)らの豪華な特別キャストがドラマに華を添える。
そしてドラマを盛り上げるテーマ曲は、結成20年を超え、日本をはじめとするアジア各国や北米でもライブを行う台湾の人気バンドワンフー(旺福樂團)が全て担当!エンディング曲の「莎喲娜拉Sayonara」や、ワンフーが楽曲提供しRing(琳誼)が歌うオープニング曲「蚵仔麵線Oysters Love Noodles 」は台湾語曲となっており、レトロ且つユーモアのあるサウンドがドラマにとてもマッチしている!※ワンフーは本作第1話に特別出演している。
陳嘉玲(チェン・ジアリン)は台南に暮らす独身女性。中古の家を購入して恋人の蔡永森(ツァイ・ヨンセン)と共に改装し、そこで暮らすことを夢見ていた。しかし開かれた新居の落成パーティーは、まさかの緊急事態の現場となってしまう。これは嘉玲の波乱に満ちた新生活の幕開けに過ぎなかった 。一方、嘉玲は英語のツアーガイドの仕事を始める。仕事が軌道に乗り始め、全てが順調に進んでいるかのように思われたが、そんな中嘉玲の体にある変化が生じる。