TOKYO MX 放送番組審議会レポート

放送番組審議会は、放送法で定められた審議機関で、放送番組が公共性の観点から適正に編成・制作されることを目的に設置されています。TOKYO MXの放送番組審議会は、開局前の1994年に発足し、現在7名の委員により、熱心な意見が交わされています。

< 第225回放送番組審議会 >

◇開催日時平成30年1月30日(火) 11時~12時30分

◇出席委員中鉢良治委員長、砂川浩慶副委員長、今井澄子委員、佐藤次郎委員、村上啓子委員、中瀬ゆかり委員

◇議 題新春特別番組「明日への音楽」について

議事概要

◇局側からの報告

▼中瀬ゆかり委員 新任について

12月のイアン・ド・ステインズ委員の急逝の報告と、後任として中瀬ゆかり委員が就任することを報告。

▼BPO放送倫理検証委員会『ニュース女子』沖縄基地問題の特集に関する意見について

2017年2月14日(木)にBPO放送倫理検証委員会より、審議結果に関する、意見書を受け取ったことについて、詳細を報告。
「本件放送には、複数の放送倫理上の問題が含まれており、そのような番組を適正な考査を行うことなく放送した点において、TOKYO MXには重大な放送倫理違反があったと委員会は判断する。」という委員会決定を受け、当社からは、以下のとおりコメントを発表。
「本日、BPO放送倫理検証委員会より、当社が本年1月2日に放送した情報バラエティ番組「ニュース女子」沖縄基地問題の特集について、審議の結果、重大な放送倫理違反があったとの意見を受けました。当社は、本件に関し、審議が開始されて以降、社内の考査体制の見直しを含め、改善に着手しております。改めて、今回の意見を真摯に受け止め、全社を挙げて再発防止に努めてまいります。」
委員の皆様からは、「番組の質にもよりますが、考査体制の基準を持ちながら、しっかりやる必要があるでしょう。何人増やしても、基準と責任を持つことが重要です。本件につきましては、引き続きご報告をお願いいたします。」等の意見がありました。

▼年末年始特別編成について

2017-2018年末年始特別編成の各番組について報告。

▼新番組「F.C.TOKYO COLORS」について

FC東京の応援番組をリニューアルして、新番組「F.C.TOKYO COLORS」をスタートしたこと。

◇ 審議内容

▼新春特別番組 「明日への音楽」について審議されました

委員の皆様から、標記の番組について、次のようなご意見やご提案をいただきました。

  • シンプルさというのは現代のテレビにとって貴重なものであり、「音楽」を際立たせるのに成功している。
  • 各パートで演奏者の思いよりも、もっと楽曲の歴史などを知りたかった。
  • ピアノを弾いている演奏者だけだと画面が寂しくなる。曲の背景などをテロップで入れるのも重要だ。
  • 今後「グローバルな邦楽」として和楽器を入れたようなクラシックをテーマにしてみてはどうか。
  • 正月としては、放送時間が早すぎたと思う。さらにバージョンアップをして、「正月恒例番組」として頑張って欲しい。
  • 正月、朝8時の放送としては、司会に笑顔が足りず、お正月の季節感がない。新春特番としての工夫を期待したい。
  • 番組の最初にサラ・オレインさんの「3オクターブの『声』」で視聴者への印象付けを図ると良かった。

TOKYO MXでは、こうしたご意見やご提案を、より良い番組作りに活かしていきたいと考えております。


(ご意見に対して取った措置)

  • 今井委員、中瀬委員からご指摘のあった、曲の背景や歴史をテロップ等で掲出につきましては、今後、編集の際に検討いたします。
  • 村上委員からご指摘のあった、和楽器を取り入れたクラシックにつきましては、今後、制作企画の際に参考にさせて頂きます。
  • 中鉢委員長、砂川副委員長からご指摘のあった、放送時間とお正月の季節感の演出につきましては、今後の年末年始特別編成の検討時と番組の演出の際に検討いたします。

< これまでの番組審議会概要 >