#49

初風 緑さん
初風 緑さん
(はつかぜ みどり)

専 科
 初風 緑(はつかぜ みどり)さん
誕生日
 11月 8日
出身地
 東京都世田谷区
身 長
 167cm
初舞台
 1988年3月「キス・ミー・ケイト」
愛 称
 がいち。

~ 番組スタッフあとがき・・・ ~
“初風 緑 さん”
今回のお客様は専科の初風緑さんです。司会の美月さんとは花組時代に一緒だったという事もあって、とっても楽しい雰囲気で収録は進みました。さてさて、初風さんが只今、東京宝塚公演「ガラスの風景」で演じるのはクレマン教授。クレマン教授の必須アイテムと言えば・・・そう!「メガネ」ですよね。
初風さん自身、あのメガネにはこだわりがあったそうです。「丸の形のメガネではなくって、四角いメガネにしたかったんですよ。でも、流行的にはちょっと古いこともあって、なかなか理想のメガネが見つからなくって・・・」という初風さん。というのも、あのメガネで、クレマン教授の誰にも譲れない「性格」を表現したかったらしいのだ。でも、なかなか理想のメガネが見つからない・・・「あのメガネと出会ったのは本当、本番ぎりぎりでしたよ。それまでは、いろんな人にいい眼鏡屋さんを聞いては探しに行ってましたね。あのメガネに出会うまで10個以上のメガネを買っていろいろ分解したり、細工したりしたんですけどなかなか・・・」メガネ一つとってもこれだけのこだわり様、如何に役作りに対しての探究心が凄いのかが伝わってくるエピソードでした。
 そしてショーでも大活躍の初風さん。爽やかに歌ったり、もの凄い衣装で練り歩いたりといろんな色を見せてくださっています。そんな中、同期であり、今回の公演で退団なさる「渚あき」さんとのデュエットも、「同じスタートを踏んで違う組にもいたけど、同じ歴史を踏んできたから、いろんな想いがでちゃうんですよね。だから、その間、その想いを出さないようにしようとは思うんですけど、でも、心のどこかで最後にデュエット組めてよかったなとか、大事に一歩一歩踏みしめて踊っているというか・・・感謝の気持ちも勿論あるから・・・」この話を聞いて、改めて、舞台をみると、お二人で渋く踊っていらっしゃるのに何だか泣けてきちゃいました。

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