今回のお客様は専科の樹里咲穂さん。
樹里さんと言えば打ち合わせで、いつも私たちスタッフを楽しませてくれるサービス精神旺盛なジェンヌさん。
そんな樹里さんが、今回打ち合わせでしきりに言っていたのが「漂わせる!」というキーワード。しかもそのキーワードを言うたびに「漂わせるジェスチャー(?)」を披露して下さいました(思わず私もマネしちゃったりして〈笑〉)
樹里さん曰く、「品格とか、威厳とか、それとかハプスブルグ家600年を背負っている重さとかっていうのを歌や台詞とか動きではなくて漂わせなければいけないんですよ。フランツというのはあんまり多くを語らないし、でもずっと出ているし、本音と建前がずっとある人なので・・・」との事。
では、漂わせる為に一体どんなことを意識しているのか!!
『一場面一場面を大切に演じなければいけない。それと、その前も大事ですよね。いつも棺桶に入って、出てくる前に「600年600年」って思っています(笑)それとか、シシィの部屋に行く場面で歌を歌うんですけど、あそこだけではなくてド頭の彼が皇帝になった時から問題ばかりですよね。だから「問題ばかり、問題ばかり」って重さを感じてぐったりしたりして、それから出て行くのですよ。』
陽気なイメージを見事!脱却した樹里さんのフランツ。みなさん、その王子様っぷりをたんのうして下さい。
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