こども記者が小倉大臣に鋭い質問

2023.04.05(水)

11:25

4月3日に本格始動した「こども家庭庁」の小倉こども政策担当大臣が、小中学生から直接質問を受ける「こども記者会見」を開きました。

4月3日に本格始動した「こども家庭庁」の小倉こども政策担当大臣が、小中学生から直接質問を受ける「こども記者会見」を開きました。

こども記者たちからは鋭い質問が飛び交いました。

こども記者
「多子若齢化が進んだら子どもは貴重な存在ではなくなってしまうのでしょうか?」
「こども家庭庁の政策は、選挙のためのアピールなど一時的なものではなく私たちが大人になるまでずっと続くものになりますか?」

こども家庭庁の会見室で開催された「こども記者会見」
本物の会見さながらの雰囲気の中、小倉大臣には、こども記者から舌鋒するどい質問が飛び交います。

こども記者
「子どもの意見を聞いてこどもまんなか社会を目指しているようですが、子どもが意見することができても子どもに決定権がなく話を聞いた大人たちが決めるのであれば、本当のこどもまんなか社会とは言えないのではないでしょうか?」

小倉こども政策担当大臣
「1万人の子どもや若者から意見を聞きたいと思います。今度のこども家庭庁のもとでは、みなさんから集めた意見がどのように反映されたのか、あるいはどのような理由があって反映できなかったのか、これも含めてきちんとお話をしたいと思っています」

この会見は新聞社に所属する小・中学生のこども新聞の記者と大臣が直接話をすることで、当事者である子どもの意見を政策に反映しようと開かれました。

こども記者からの質問の数々に、小倉大臣は…
「こども家庭庁の政策が長続きするのかというするどい指摘ももらいました。子どもの視点で考えたあるいは質問をしたいこども家庭庁の政策について質問してもらうような場を定期的に設けたい」

こども家庭庁では、今後も夏休みや冬休みなど子どもたちの長期休みのタイミングで「こども記者会見」を開いていく方針です。

 

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