新型コロナ、ワクチン次回は秋冬か 卒業式マスクに見解も

2023.02.09(木)

10:05

 新型コロナウイルス対策に関し、動きがありました。ワクチンの次の接種時期について、専門家が方針を取りまとめました。また、卒業式や入学式でのマスク着用について、厚生労働省の専門家組織の有志が新たな見解案をまとめました。

 新型コロナウイルス対策に関し、動きがありました。ワクチンの次の接種時期について、専門家が方針を取りまとめました。また、卒業式や入学式でのマスク着用について、厚生労働省の専門家組織の有志が新たな見解案をまとめました。

 新型コロナの“次回接種”について厚生労働省の専門部会は2月8日、「今年の秋から冬の接種が妥当」とする方針を取りまとめました。また、これには「全ての年代に接種機会を確保することが必要」と指摘しています。現在は無料で行われている接種にかかる費用を次回の接種時にどうするかについては、今後話し合われます。

 また、政府で議論となっている“卒業式や入学式のマスク着用”について、厚生労働省の専門家組織の有志が新たな見解案をまとめました。この中で、新型コロナの流行が落ち着いた状況であれば「参列者がマスクを着用しなくてもよいとする対応も考えられる」と表明しています。ただし配慮すべきこととして、体調に不安がある人は参加を控えることや、マスクの着用については本人の意思を尊重すること──などを挙げています。新型コロナとの“共生”に向けた動きがまた一歩進むことになりそうです。

 コロナ対策を巡る現状について、政府コロナ対策分科会メンバーで慶応大学経済学部教授の小林慶一郎さんにどのように捉えているか、話を聞きました。動画でご覧ください。

 

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