人気続く!今年注目の観葉植物は? うさぎ年にちなんだ名前もたくさん

2023.01.30(月)

10:00

 観葉植物ブームが続いています。特に最近は男性客も増えているようです。そこで今回は、冬のこの時期でも育てられる“今年注目の観葉植物”を紹介します。

 観葉植物ブームが続いています。特に最近は男性客も増えているようです。そこで今回は、冬のこの時期でも育てられる“今年注目の観葉植物”を紹介します。

 狛江市にある和泉園で「この時期にお薦め」の植物を紹介してもらいました。和泉園が運営するFlower&Green IZUMIENの矢野忠秋店長は、近年、冬に都内で育つ植物に変化があるとして「東京の冬の寒さが以前ほどひどくないため、昔は駄目になってしまったのに今なら冬を越せるという種類が結構ある。以前はお薦めできるのは3、4点ぐらいだったが、今は種類が増えている」といいます。

 そこで早速、今年は2023年=うさぎ年ということで、ウサギにちなんだこの時期でも育てられる“2023年注目の植物”を見せてもらいました。まず、ポピュラーなビオラという植物も、花びらがウサギの耳に見えることから『バニーイヤー』と呼ばれているといいます。さらに、フォルムがかわいい別のサボテンも「ウサギの耳に見える」ということで『バニーカクタス』と呼ばれています。バニーカクタスはどんどん増えるということで、ウサギが何匹もいるようにも見え、その年の干支(えと)にちなんだ植物は愛着が持てそうです。最後に見せてもらった多肉植物の正式名称はカランコエといいますが『月兎耳(ツキトジ)』とも呼ばれています。学名はカランコエですが、流通名と学名、2つの名前を持っている植物は結構多いので、名前にも注目すると面白いだろうと話してくれました。

 干支にちなんだものもあるなど、奥の深い観葉植物の世界──。まだ育てたことがないという人も2023年、始めてみてはいかがでしょうか。

<名前も楽しい 魅惑の「観葉植物」の世界>

 観葉植物には学名とは別に変わった愛称が付けられていることがよくあります。例えば、直訳すると「魚の骨・サボテン」となる『フィッシュボーンカクタス』は、ギザギザと骨のような面白い形をしています。また、多肉植物の仲間の『令和の桃太郎』は、名前だけでは全然想像がつかない植物名ですが、実物を見てみると「確かに桃太郎だ!」という感じでユニークな命名にも納得です。

 ならば育ててみようと思った人に向けて、矢野店長に今の時期の生育で注意するポイントを聞きました。

 まず水やりは、土がぬれたまま冷え込むと根っこが駄目になってしまうので、午前中にやるようにしてください。そして屋外の場合、屋根があると積雪だけでなく霜の対策にもなるということです。一方、屋内の場合は暖房の風が直接植物に当たらないようにしてください。植物ごとに特徴は違いますから、購入するときには店の人に確認するようにしましょう。

 

この記事が気に入ったら
「TOKYO MX」 公式
Facebookアカウントを
いいね!してね

RELATED ARTICLE関連記事