障がい者が楽しく働く「ローランズ」 その職場作りの秘訣とは?

2022.10.30(日)

11:50

TOKYO MX(地上波9ch)は、世界中の報道機関やエンターテインメント企業が加盟する「SDGメディア・コンパクト」に参加しています。その活動の一環として、社会的な課題解決に取り組む企業・団体にフォーカスした動画コンテンツ「TOKYO de SDGs」の配信を始めました。
1回目に取り上げるのは、障がい者雇用の新しい仕組みづくりに挑む企業「ローランズ」です。

TOKYO MX(地上波9ch)は、世界中の報道機関やエンターテインメント企業が加盟する「SDGメディア・コンパクト」に参加しています。その活動の一環として、社会的な課題解決に取り組む企業・団体にフォーカスした動画コンテンツ「TOKYO de SDGs」の配信を始めました。
1回目に取り上げるのは、障がい者雇用の新しい仕組みづくりに挑む企業「ローランズ」です。

東京で行われているSDGsな取り組みを紹介する「TOKYO de SDGs」。
今回はTOKYO MXの田中陽南キャスターがカメラを持って取材しました。

ローランズ原宿店には、お花屋さんとフルーツサンドが人気のカフェスペースがあります。こちらのお店、普通とは少し違うところが。

それは、従業員の7割が「心か体のハンデと向き合っている」ということ。

ローランズの福寿社長は、従業員を採用する時に、「障がいの内容に引っ張られすぎて、採用に固定概念が入らないように」と心がけていると話します。

ローランズでは、約10のチームがあり、チーム内でも仕事内容を細分化しています。繁忙期が異なるので、別のチームが助けたりすることも。コミュニケーションを密に、大変になる前に声をかけ合うようにしているといいます。

そんな職場で働く従業員は、「楽しいですすごく。無理なく働けるところ」「働いている時に、障害のことを忘れちゃうくらい」「いま働ける喜びを感じて、すごい毎日が幸せだなって」と喜びを語っていました。

ローランズでは、様々な事情で人との関わりを必要とする子ども向けに、食事やお花を提供するプロジェクトにも取り組んでいます。

また、ローランドでは障がい者雇用を広げていく新しい取り組みも。国家戦略特区と共に「障がい者の共同雇用」を手掛け、福祉団体と企業がチームになって障がい者雇用に取り組むという仕組み作りを行っています。福寿社長は「障がい者雇用の選択肢を増やしていきたい」と展望を語っていました。

 

「TOKYO de SDGs」♯1 障がい者が楽しく働く「ローランズ」
YouTube TOKYO MXチャンネルで配信しています。
https://www.youtube.com/watch?v=YW02ak9w1n0

 

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