東京・多摩市の住宅街に200個ともる「多摩ランタンフェスティバル」

2022.09.11(日)

10:00

東京・多摩市の住宅街に明るい光をともそうと、「多摩ランタンフェスティバル」が開催されています。

東京・多摩市の住宅街に明るい光をともそうと、「多摩ランタンフェスティバル」が開催されています。

 多摩市にある複合施設「多摩八角堂」とその周辺で開催中の「多摩ランタンフェスティバル」は今年で4回目を迎えました。このイベントではさまざまなデザインのベトナム製のランタンおよそ200個に明かりがともされています。アジアの異国情緒を感じさせる丸みを帯びた独特のデザインのランタンの温かい光が会場を包み、幻想的な雰囲気が漂う中、訪れた人たちは思い思いに写真を撮るなど「アジアの夜のひと時」を満喫していました。会場を訪れた人は「光っていて柄がきれい。幸せ」「いつもとは違う雰囲気なので、こういった感じが海外旅行した気分になる」「さまざまな色が使われていて、日本にはない雰囲気を味わえるのがランタンフェスティバルに来て面白いところ」などと話していました。

 ランタンフェスティバルは明かりが少ない住宅街に明るい光をともそうと始まったもので、2021年に開催された際には新型コロナの影響で遠出を控えた人など、1週間で例年の2倍に当たるおよそ1万人が訪れ、今年も同じぐらいの人出でにぎわっているということです。

 アジアの異国情緒を演出するのはランタンだけではありません。出来たてのアジア料理が味わえるキッチンカーも出店していて、韓国の人気料理「ヤンニョムチキン」は揚げたての熱々で提供され、ジューシーなチキンが甘辛いたれと絡まったおいしさです。他にもインドネシアの代表的な焼き飯料理「ナシゴレン」や、ベトナムで人気のサンドイッチ「バインミー」など、9月10日・11日の土日は1日5台のキッチンカーが並ぶ予定です。さらに、会場エリアのスーパーにはアジア料理にぴったりの6カ国の瓶ビールもずらりと並んでいて、旅行気分を味わえます。一番人気はベトナムの「バーバーバービール」だということです。お酒が苦手な人や子ども向けには、スナックやクッキーなどのアジアのお菓子も取りそろえています。

 多摩市にいながらアジアを五感で体験できる「多摩ランタンフェシティバル」は9月11日まで開催されます。イベントを運営する会社の担当者は「コロナ禍で海外に行けない人や多摩ニュータウンにまだ来たことがない人もぜひ足を運んでほしい。多摩にいながら、アジアの旅気分に浸ってもらえたら」と話しています。

 

この記事が気に入ったら
「TOKYO MX」 公式
Facebookアカウントを
いいね!してね

RELATED ARTICLE関連記事