今年は担がず「曳く」 鳥越まつり 3年ぶりに神輿が町へ

2022.06.13(月)

10:15

台東区で毎年恒例の鳥越まつりが行われ、みこしが3年ぶりに浅草の町を回りました。

台東区で毎年恒例の鳥越まつりが行われ、みこしが3年ぶりに浅草の町を回りました。

6月12日午前7時ごろ、久しぶりに神社から町内に出されたのは都内で最も重いといわれるおよそ4トンの「千貫みこし」。台東区の鳥越神社は1350年もの歴史があると言われ、毎年6月9日に近い日曜日を中心にこの祭りを行っています。

祭りの見どころとなるみこしの練り歩きは新型コロナウイルス感染拡大の影響で去年、おととしは中止に。3年ぶりとなる今年もみこしは担がず台車に載せて曳く形で行われました。担ぎ手の男性は、「いいんじゃないですか、こうやって皆さん外に出られるようになって。コロナもいなくなっちゃうんじゃないですか」と話します。近所に住む女性70代は、「みなさんマスクしてちゃんとやることができただけでも良かった。来年は担ぐところが見たいです」と語りました。

夜にはみこしの提灯に火が灯り、祭りは最高潮を迎えます。みこしが神社に還るのは12日午後8時頃の予定です。

 

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