こどもの日の5日、天気に恵まれ、東京都内でこどもたちの歓声が響きました。
東京・渋谷区にある渋谷ヒカリエで開催中の「ディノサファリ」では、リアルな恐竜が目の前で自由に歩き回り、まるで恐竜の世界に入り込んだかのような体験ができます。訪れた子どもたちは食い入るように恐竜の動きを追いかけていました。
株式会社ON-ART代表取締役・金丸賀也さんは「やっぱり怖いですよね。やさしくは造っていないのが本当の姿なので、それをみてもらうことがすごく大事だと思います」と話していました。さらに「本当にこういうものが生きていたんじゃないかって体験できると思います」と実際に体験することが子どもたちの学びにつながると話していました。
会場にはフォトスポットやグッズ売り場も併設されており、賑っていました。「ディノサファリ」は8日の日曜日まで開催されています。
一方、東京・檜原村では子供たちが大はしゃぎです。東京の木の魅力を伝えるため、2021年11月にオープンした「檜原森のおもちゃ美術館」は建物の木材すべて檜原産でできています。また、木製のたけのこなど“野菜の収穫”体験ができます。さらに木のおもちゃで、ちいさな子どものあそびの定番、おままごとも楽しめます。
ゴールデンウイーク中は多いときで1日500人が来場した日もあります。
檜原杜のおもちゃ美術館館長・大谷貴志さんは「お客さんが喜んで笑顔で帰っていただけるこの顔を見るだけでスタッフの疲れもふっとんでしまう。子どもたちの溢れる笑顔を見れたことがとても幸せです」と話していました。
そして、気温が上がり涼しいところで過ごす人たちもいました。東京・江戸川区のスポーツランドには23区で唯一の区立のアイススケート場があります。横30メートル、縦60メートルのアイスリンクは、初心者から上級者まで楽しむことができます。普段は小学生・中学生の場料は210円のところ、こどもの日ということで無料となりました。開園から1時間で70人ほどの子どもたちが訪れ、氷の上で楽しむ姿がありました。
アイススケート場は、5月31日まで開かれる予定です。
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