多くのアスリートが参拝に訪れる亀戸香取神社でパラカヌー瀬立モニカ選手が次に願う2つの目標とは…

2021.12.24(金)

17:00

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は東京2020大会が開催された東京で行われた取り組みや人々の思いを紹介する「Our Legacy」で、パラカヌー代表・瀬立モニカ選手の思い入れのある地で語る3年後のパリ大会とその先の目標についてを紹介しました。

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は東京2020大会が開催された東京で行われた取り組みや人々の思いを紹介する「Our Legacy」で、パラカヌー代表・瀬立モニカ選手の思い入れのある地で語る3年後のパリ大会とその先の目標についてを紹介しました。

◆Our Legacy 「パラカヌー 瀬立モニカ」


東京2020大会が開催された東京を舞台に行われる取り組みや、そこに関わる人々の思いを紹介する「Our Legacy」。
今回、お話を伺うのは、東京2020大会のパラカヌー代表、瀬立モニカ選手です。
江東区の亀戸香取神社は、瀬立選手にとって、思い入れのある場所だといいます。

(瀬立モニカ選手)

「東京2020パラリンピック大会の前に、一度、必勝祈願に来ました」

高校の体育の授業中の事故で車いす生活になった、瀬立選手。
中学生のときに所属していたカヌー部時代から、大事な大会前には、必ず必勝祈願に来ていました。

もともと、戦の神様を祀っていた、この神社は、40年ほど前から、スポーツの神様としてご利益があると評判になり、多くのアスリートが参拝に訪れることでも有名です。

(瀬立モニカ選手)
「私自身は、(東京2020大会での)メダル獲得を目標としていたので、7位という結果はすごく悔しい気持ちでいっぱいです。メダルを獲れなかった瞬間は、『メダルを獲れるまでやる』と思っていたんですけど、意外と燃え尽きていて、新たに火が再燃してくるのを待っている状態で、早く覚悟を決めて、次のパリ大会に臨みたいと思っています」

そう語る、瀬立選手。実は、競技の道以外に、昔から抱いていた夢があるそうです。

(瀬立モニカ選手)
「今、考えているのは、リハビリテーション科のドクターがいちばん身近にいて、そこを目指したいなと思っています。私が入院していたときの主治医の先生から、『あなたが何かをすることで影響を受ける人は必ずいるから、それを信じて前向きに生きていって欲しい』という言葉をかけてくれて、そういう言葉をかけてくれるというのは、すごく大きかったなと思います」

車いす生活になったとき、主治医の先生から生きる希望をもらったことが、医師を志すきっかけになった、瀬立選手。

(瀬立モニカ選手)
「本来だったら、東京2020パラリンピック大会で現役を引退して、医学部に入り直すために受験勉強をしようと思っていたんですけど、受験生という身分になるのと同時に、競技者との“二足の草鞋”で進めていって、2つやることで、いい気持ちの切り替えになって、どちらにもいい影響を与えられるようなスタイルになったらいいなと思っています」

瀬立選手が思い描く未来とは…。

(瀬立モニカ選手)
「今は、スポーツと医療を、もっともっとつなげたいという思いがあって、希望を与えられる先生って素晴らしいなと思ったのと同時に、自分がアスリートをやっていくうえで、怪我はつきものなので、それをマネージメントしてくれているドクターの人たちに憧れをもって、自分も競技生活が終わったら、そういう面で支えられる医師になりたいです」

医師を目指しながら、3年後のパリ大会へ。
2つの目標をもって、これからもオールを漕ぎ続けます。

全ての「Our Legacy」の映像は、「未来へ繋ぐ記憶」として、東京都の公式動画チャンネル「東京動画」で見ることができます。
ぜひ、ご覧ください。

関連リンク
https://tokyodouga.jp/








<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、中村美公
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

 

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