法政大・岡田悠希に巨人が指名あいさつ 東京六大学野球は優勝校決まる!

2021.11.02(火)

10:00

 東京六大学野球は秋のリーグ戦最終戦を迎え、優勝校が決まりました。東京出身の注目選手のドラフト指名あいさつとともに動画でお楽しみください。

 東京六大学野球は秋のリーグ戦最終戦を迎え、優勝校が決まりました。東京出身の注目選手のドラフト指名あいさつとともに動画でお楽しみください。

 プロ野球・巨人のドラフト5位指名を受けた法政大学・岡田悠希が10月29日に指名あいさつを受けました。岡田は身長183センチの大型外野手で、定評のある守備に加えてパンチ力も抜群な左のスラッガーです。即戦力として期待される岡田選手は「トリプルスリー(打率3割・本塁打30本・30盗塁)を取れるよう、毎日全力で野球に取り組んでいきたい」と抱負を語りました。岡田のプロ野球人生がいよいよスタートします。

 そして、10月31日には神宮球場で東京六大学野球の秋季リーグ戦最後の試合が行われました。早稲田大学-慶応大学の試合は、勝った方が優勝という大一番です。早稲田の先発・徳山壮磨(DeNA2位指名)について、調布市出身の慶応・渡部遼人(オリックス4位指名)は「いいピッチャーだが、チーム全体で崩しながらやっていければ」と話していました。その言葉通り、渡部は1回表の第1打席でセンター前に運ぶと、直後に揺さぶりをかけ、大学通算24個目の盗塁に成功します。調布が生んだ「スピードスター」の盗塁成功率は驚異の100%です。さらに渡部は3点を追う5回にも足を生かしたタイムリー内野安打で1点を返します。渡部は7回にもタイムリーヒットを打ち、この試合で3安打を記録しました。守備のミスも重なり2塁ランナーがホームイン、さらに1塁ランナーの生還も認められ、慶応がついに同点に追い付くと、試合はこのまま9回ウラへ入ります。引き分けなら優勝となる慶応ですが、9回2アウトからスコアリングポジションにランナーを許してしまいます。サヨナラなら早稲田が、抑えれば慶応が優勝という場面で、早稲田の運命の一打はセカンドフライとなり、試合は3対3の引き分けで終了となりました。この結果、慶応大学が春秋連覇で、39回目の優勝を手にしました。

 優勝した慶応の栄誉をたたえ、そして惜しくも届かなかった早稲田の健闘をたたえる惜しみない拍手が「神宮の杜(もり)」に響き渡りました。

 

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