小池都知事「自宅療養 改善策を講じたい」 政府方針に対応

2021.08.04(水)

10:00

 新型コロナウイルスの感染者の急拡大が東京都内の医療体制を急速に逼迫(ひっぱく)させています。東京都で8月3日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は3709人で、これまでで3番目に多い感染者数という高い水準が続いています。

 新型コロナウイルスの感染者の急拡大が東京都内の医療体制を急速に逼迫(ひっぱく)させています。東京都で8月3日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は3709人で、これまでで3番目に多い感染者数という高い水準が続いています。

 感染の拡大に伴って懸念されるのが自宅療養者の急増です。東京都内の自宅療養者は3日時点で1万4019人と過去最多を更新しています。こうした中、政府が入院の基準について、対象を「重症者と重症化リスクが高い人に限る」という新たな方針を示しました。これまで原則入院となっていた高齢者・基礎疾患のある人・中等症の患者は、原則として「自宅療養」になります。田村厚労相はこの新しい方針について「フェーズが変わり、在宅での対応を考えざるを得ない状況。必要な時に入院できる病床を確保することが重要。病床の余力を持つ対応をしていく」と説明しています。

 東京都の小池知事は、新型コロナの感染者のうち「重症者以外は自宅療養が基本」という政府の方針に対し、自宅療養者への改善策を講じたいと話しました。動画でご覧ください。

 

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