湯島天神で恒例の招福神事「コロナ状況 良くなって」

2021.01.26(火)

10:05

 東京・文京区の湯島天神で1月25日、毎年恒例の神事が行われ、多くの人が参拝に訪れました。福を呼び込んでくれるといわれている「鳥のお守り」を求めるためです。

 東京・文京区の湯島天神で1月25日、毎年恒例の神事が行われ、多くの人が参拝に訪れました。福を呼び込んでくれるといわれている「鳥のお守り」を求めるためです。

 湯島天神で行われた「鷽(うそ)替え神事」は、鳥の「鷽(ウソ)」と偽りの「嘘(うそ)」を掛け合わせ、今まで悪かったことをうそにして今年の幸運を招くというものです。参拝客は前の年に求めた鷽のお守りを納め、新しいお守りを求めるのが習わしです。ウソはスズメより一回り大きく、首から頬にかけてが美しい紅色で、頭と尾が黒い鳥です。

 今年訪れた参拝客の願いはやはり、新型コロナウイルスの収束です。湯島天神の押見匡純・権宮司は「新型コロナが一日も早く収束して平穏な日々が訪れ、皆さまに幸運がもたらされれば」と話しています。

 湯島天神によりますと今年は新型コロナ対策のため、授与する場所を前年の2倍以上に拡大して対応しています。木彫りの鷽は1万体ほど用意され、なくなり次第終了します。

 

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