124年ぶりに2月2日が「節分」 恵方巻きがいなりずしとタッグ

2021.01.21(木)

10:00

 今年、124年ぶりに「節分」が2月2日になります。二十四節気は太陽の位置から国立天文台が割り出していて、太陽の公転周期が365日ではないため、節分が毎年2月3日というわけではなく、2日になったり4日になったりします。そして今年、節分が2月2日になったことで、節分の定番行事となりつつある「恵方巻き」が「いなりずし」とともに売り出されているといいます。一体なぜなのでしょうか。

 今年、124年ぶりに「節分」が2月2日になります。二十四節気は太陽の位置から国立天文台が割り出していて、太陽の公転周期が365日ではないため、節分が毎年2月3日というわけではなく、2日になったり4日になったりします。そして今年、節分が2月2日になったことで、節分の定番行事となりつつある「恵方巻き」が「いなりずし」とともに売り出されているといいます。一体なぜなのでしょうか。

 東京駅前にある百貨店・大丸東京店の“デパ地下”では、名店が手掛ける特製の恵方巻きが100種類販売されます。人気のすし店では去年400本も販売した人気ナンバーワンという具だくさんの恵方巻きが今年も登場し、その他にも中華や洋食など変わり種の恵方巻きも勢ぞろいします。食品売り場担当の高橋聡一さんは「コロナの影響もあって『おうちで恵方巻き』を提案したい。お客さんに楽しんでもらえるよう、たくさんの種類を用意している」と話します。

 米沢牛を取り扱う人気店では、恵方巻きといなりずしのセットなどが楽しめます。今年はこの店だけでなく、他にも各店が趣向を凝らしたいなりずしを用意しています。高橋さんは「今年は『節分』と『初午(はつうま)』が2日連続で並んでいる。恵方巻きと初午稲荷にちなんで、いなりずしとのセット『福・福セット』を用意した。福が2つ続くことで、コロナに打ち勝とうという気持ちで楽しんでもらえれば」と話しています。

 大丸では1月20日から店頭やインターネットで予約を始め、2月2日・3日に店頭で受け取れるということです。

 

この記事が気に入ったら
「TOKYO MX」 公式
Facebookアカウントを
いいね!してね

RELATED ARTICLE関連記事