医師・看護師が直接現場に向かい処置できる『ドクターカー』 救急医療を強化

2020.10.30(金)

17:00

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は10月から都立病院が導入した医師や看護師が救急現場へ直接出向く『ドクターカー』についてや、東京の伝統的な匠の技やものづくりの技能・技術の魅力を発信している「ものづくり・匠の技の祭典」がオンライン開催されることを紹介しました。

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は10月から都立病院が導入した医師や看護師が救急現場へ直接出向く『ドクターカー』についてや、東京の伝統的な匠の技やものづくりの技能・技術の魅力を発信している「ものづくり・匠の技の祭典」がオンライン開催されることを紹介しました。

◆医師・看護師が救急現場へ 「ドクターカー」運行開始

都立病院では、救急現場においての救命率の向上や、地域の救急医療の充実・強化を目的として、10月からドクターカーの運行を開始しました。

10月から導入されているドクターカーは、医師や看護師が救急現場へ直接、出向くことで、患者の診察・処置を、通常の救急車による搬送よりも迅速に行うための車両です。
救急現場や搬送途中から救命治療を開始することで、治療開始までの時間を短縮し、救命率の向上を目指しています。

ドクターカーが配備されている都立広尾病院では、救命救急医療を最重点医療のひとつとしており、渋谷区・港区・品川区・目黒区など近隣の地域の救命医療に対応しています。

通常の救急車では、救急隊員が現場に行って処置を行うので、救急隊員ができる措置に限られてしまいますが、ドクターカーの場合には、医師・看護師が直接、現場に行くことができるので、より専門的な医療行為を施すことができます。

実際のドクターカーに搭載している機材は、心電図が測定でき電気ショックも行える機材や、体を固定するバックボード、吸引器や酸素吸入器などがあります。

ドクターカーは、患者に意識障害がある、心肺停止状態、重篤な外傷などで、救急の要請を受けた消防庁が迅速な対応が必要だと判断した場合に、救急車と連携して出動します。

また、都立広尾病院のドクターカーは、より大規模な災害や外傷の際には、災害派遣医療チーム「東京DMAT」の車両として出動します。
ドクターカーの導入により、救急医療の充実と強化を図りたいということです。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/09/10/02.html






◆「ものづくり・匠の技の祭典2020」 技や作品をオンラインで配信

11月3日(火)文化の日の祝日と4日(水)に、東京の優れた「匠」の実演や作品を楽しめる番組がオンライン配信されます。

これは、東京の伝統的な匠の技やものづくりの技能・技術の魅力を毎年、発信している「ものづくり・匠の技の祭典」で、今年度の開催は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、オンラインで行われることによるものです。

開催は、11月3日(火)文化の日の祝日と4日(水)の午前10時~午後5時までで、無料で視聴できます。

「氷彫刻」や「フラワーパフォーマンス」「日本庭園づくり」など、匠の技の実演がライブ配信されます。

また、現代の名工の作品やコンクール入賞作品、技能五輪で受賞した作品など、匠の作品や伝統工芸、全国の技が配信されます。

会場では、配信番組を盛り上げるサポーターとして、元K-1世界チャンピオンの魔裟斗さんや、ステージ盛り上げ隊などが登場します。

さらに、配信を視聴して応募すると、抽選で、匠の技を駆使した製品や自宅で楽しめる体験キットなどが当たる視聴者プレゼントもあります。

詳しくは、「ものづくり・匠の技の祭典2020」のウェブサイトをご覧ください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/10/12/04.html
https://www.monozukuri-takumi-expo.tokyo/






<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

 

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