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築地再開発巡り… 都議会で異例の「記名投票」

(都政 - 2019年3月6日 18時30分)
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 東京都議会で“異例の採決”です。築地市場跡地の再開発に関する2018年度の補正予算案が3月6日の都議会で可決・成立しました。各会派の意見が対立していたため、通常よりも態度を明確に測ることができる、都議会では珍しい「記名投票」が行われました。

 築地市場跡地について東京都は、市場業者が支払う賃料などで賄う「市場会計」から、都の税収からなる「一般会計」に管理を移し換えることにしています。これにより、跡地を市場以外の用途で使えるようになり、都は国際会議場を中心とした再開発を検討しています。小池知事は管理を移し換えるための費用としておよそ5400億円を盛り込んだ補正予算案を都議会に提出していますが、自民党や共産党などの会派は強く反発しています。

 6日の都議会では予算案の採決が行われました。

 都議会の採決は通常、起立によって行われますが、今回は一部の会派から要望があったため、8年ぶりに記名による採決が行われました。記名投票は10人以上の議員から要請があった場合か、議長が必要と認めたときに行われます。記名投票の結果、補正予算案は最大会派の都民ファーストの会と公明党などの賛成多数によって可決・成立しました。

 可決を受け、東京都の小池知事は「街づくりの案を年度内にまとめる。さらに次の段階に進めて、スピード感を持って対応できるようになったのではないか」と述べました。