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国立市のシンボル 大学通りの桜並木「4割が治療必要」

(地域・まち - 2018年10月29日 18時30分)
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 都内有数の桜並木がある国立市の「大学通り」で、いま、桜の木に危機が訪れています。老木となった桜のおよそ4割に治療が必要な状態になっています。

 国立駅から一橋大学の間を抜けまっすぐ南へ、およそ1.2キロの桜並木が続く「大学通り」。春には、その咲き誇る姿を見ようと、毎年10万人ほどが訪れる人気のお花見スポットです。しかし、その桜の名所に危機が訪れています。

 国立市によりますと、7月に樹木医が調べたところ、通りにあるサクラ164本のうち、69本が「治療が必要」と判断されたということです。台風の影響で損傷を受けたサクラの伐採作業が行われています。9月末から10月にかけて、都内を直撃した台風24号の影響で大学通りではサクラ3本が倒れ、2本にヒビが入ったため、市はその5本を伐採しました。

 国立市のシンボルとして愛されているこのサクラが、なぜここまで弱ってしまったのでしょうか?国立市の長南係長は「だいたいソメイヨシノの寿命は50年から60年と言われている。国立の大学通りのサクラは80年以上経っている木もある。もっと多くの本数が枯れてしまってもおかしくはない」と話しました。

 市によると、このサクラは1934年ごろ、天皇陛下のご生誕を祝うために、地元の青年団の手により植えられたと、言われているということです。それから、80年もの間、国立市民の「心の風景」として存在してきました。

 その「心の風景」を保つために活動をしているのが、駅前商店会のメンバーです。国立駅前大学通り商店会秋田康祐会長は「生まれも育ちもこの国立なので、ずっと生まれたときから見てるサクラなので、ないことが考えられない」と話しました。

 この商店街では植え替えの費用のため、4年前から桜のハチミツを作り、寄付金を集めています。そして、市と一緒になって具体的な植え替え計画を検討しています。商店街会長は「この町並みを維持して多くの方が楽しみにこの街に来てもらえる、住んでる人も誇れるような通り、なにか変えるということより維持することが大事かなと考えている」と話しました。

 国立市民の心の支えとなっている大学通りのサクラ。これからもこの風景を守り続けていくための活動が続きます。

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