都内公立校のいじめ 過去最多の3万件超
(福祉・教育 - 2018年10月25日 18時30分)
東京都によりますと、2017年度に都内の公立小・中・高・特別支援学校で起きたいじめの認知件数は、前年度のおよそ1.7倍となる3万1049件で過去最多となりました。
いじめの内容で最も多かったのは「冷やかしや悪口などを言われる」で、全体のおよそ6割を占めています。都は、いじめの認知件数が増えたのは、年3回以上の生徒へのアンケートの実施や見逃しがちな軽いいじめも把握するよう教員に周知を徹底していたことが要因としていて、いじめの認知とともに解消することが重要としています。
都は今後、子どもたちがいじめに関して相談しやすい環境づくりや、授業などでいじめについて考える機会を増やす取り組みを進める方針です。