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「五輪ボランティア」 大学生の本音は?

(五輪 - 2018年9月26日 18時30分)
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 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの運営を支えるボランティアの募集が始まりました。募集しているのは、競技会場や選手村などで運営に関わる「大会ボランティア」8万人(大会組織委員会が募集)と、駅や空港で交通や観光案内などを行う「都市ボランティア」3万人(東京都が募集)の合わせて11万人です。この11万人という大規模な人数を確保するのは、そう簡単ではありません。文部科学省は学生が参加しやすいよう、全国の大学に授業日程の柔軟な対応を求めていますが、学生たちはどう感じているのでしょうか。

 東京都の小池知事が「大学生の皆さん、ぜひボランティアとして多く関わってほしいなと思う」、大会組織委員会の坂上優介副事務総長も「学生の皆さんには大学連携を通じて、説明会を実施している。私の感触としては、皆さん大変関心が高いと感じている」と述べるなど、東京都や大会組織委員会は予定の11万人を集めるために「大学生のボランティア」に期待を寄せ、重要視しています。

 そこでTOKYO MX NEWSは、ボランティアとして関わりたいと思っているのかどうか、東京都内の大学生100人に本音を聞いてみました。

 「五輪に関わってみたいというのが一番。東京で開催される年に生まれていることはめったにないこと。経験してみたい」「世界的に有名な行事を日本でやるので、自分も何か貢献したい。やりたい」など、五輪ボランティアに『参加したい』と答える学生も多い一方で、「ボランティアはお金ももらえないし、あんまり興味ない」「企業側からたくさんお金を集めているのに、僕たちに還元しないで、ただ働きさせようという魂胆が許せない」など、『参加したくない』という声も聞かれました。

 調査の結果、学生100人のうち『応募したい』と答えた人が8人、また『やってみたい』と答えた人が37人で合計45人、一方で『やりたくない』と答えた人は55人で、ほぼ拮抗(きっこう)する結果となりました。

 大会まで2年を切り、文部科学省はボランティアに学生の参加を促すため、全国の大学に授業日程の変更などを可能とする通知を出しました。これについても学生に聞いてみました。「自分の就職活動に影響が及ばないなら、いいと思う」「日本だけでなく、いろいろな国の人と接する機会というのは大きなポイント。通達を出すのは理解できる」などの声が聞かれました。文科省が通達を出したことについて『理解できる』は43人、『理解できない』は57人となりました。

 すでに、オリンピックが始まる2020年7月の試験日程を前倒しすることを決めている明治大学の学生にも聞いてみました。「ボランティアのために(授業日程などの)時間を変えるのはお門違い。学生は学業優先だと思うので、それをわざわざ変えてまでというのは違うと思う」「学業と五輪、どちらが重要かてんびんにかけた時、優劣が判断できなかった。本当にそれ(日程変更)でいいのかという不安から『理解できない』に投票した」など、文科省の通達に『理解できない』とする意見が多く聞かれました。一方で「学生時代に五輪が行われるせっかくの機会。スポーツが好きな人はボランティアに参加したい人が多いと思うので、テスト期間を早めたりするのはいいと思う」など、“貴重な機会”として『理解できる』という意見もありました。

 学業とボランティアの両立にはさまざまな課題があるようです。

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