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死刑執行 オウム被害者や地域住民、今も抱える後遺症や不安

(その他 - 2018年7月6日 18時30分)
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 地下鉄サリン事件や松本サリン事件など、オウム真理教による一連の犯行を首謀したとして殺人などの罪に問われ死刑が確定した、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)ら7人の刑が7月6日、執行されました。オウム真理教による事件を巡っては、多くの被害者や遺族が今も後遺症に苦しんでいます。また、オウム真理教の主流派とされる後継団体の施設がある地域では、住民たちが不安を抱えながら暮らしています。

 1995年3月に「地下鉄サリン事件」の現場の一つとなった霞ケ関駅でサリンの被害を受けて、駅の助役だった夫を亡くしたのが高橋シズヱさんです。毎年、事件が起きた日に駅に設置される献花台を訪れ、亡くなった人たちの冥福を祈り、思いを表明してきました。2018年3月にも高橋さんは「(死刑執行は)法に従って、粛々と進めてほしい」と語っていました。そして7月6日も、死刑の執行を受けて会見し「麻原(松本死刑囚)の刑の執行は当然だと思う。いろいろな人たちがいろいろな思いでこの日を待っていたんだと思うと、これは1つの区切りだと思う」と思いを語りました。ただ、高橋さんは「死刑の執行を当然」としながらも「今後のテロ防止という意味で、もっと彼らにはいろいろなことを話してほしかった。専門家に、死刑囚に対していろいろなことを聞いてほしかった。それができなくなってしまったという心残りがある」と、複雑な思いを語りました。

 地下鉄サリン事件が起きた時にサリンがまかれた日比谷線の電車に乗っていた伊藤栄さんは、築地駅で緊急避難した後から中毒症状が現れ出し、視界が暗くなるなどして病院で手当てを受けました。伊藤さんは2015年に取材を受けた際、当時を振り返り「病院は野戦病院のようで、患者があふれ返っていた。目の前が暗くなり、鼻水が止まらなかった」と語っていました。事件から20年以上がたつ今も、伊藤さんは目の痛みや視界が暗くなるといった後遺症に苦しめられています。6日に取材に応じた伊藤さんは「後遺症があり、調子はよくない。後遺症を含めて苦しんでいる人が多くいる。事件を風化させてはいけない」と訴えました。

 多くの人に今も計り知れない被害を及ぼすオウム真理教を巡っては、教団の解散後も主流派とされる団体「アレフ」が活動しています。施設がある東京・足立区入谷では毎年、住民たちが団体の解散を求めて抗議デモを行っています。地域住民の先頭に立ってアレフに抗議を続けているのは、住民たちで作る「足立入谷地域オウム真理教(アレフ)対策住民協議会」です。協議会の水上久志会長は6日、「本当は今回の麻原(松本死刑囚)の死刑執行でアレフが解散してくれれば一番いいと思っている」とした上で「過激な行動に出るのか、それともおとなしく宗教活動をやっていくのか。その見極めが地元住民としては心配」と語りました。

 今後、いつまで抗議活動を続けていかなければいけないのか、住民たちの不安は尽きません。

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