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悪質タックル問題、会見で異なる主張… 有馬隼人キャスターが質問

(その他 - 2018年5月24日 18時30分)
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 日本大学のアメリカンフットボール部の選手が悪質な反則行為で関西学院大学の選手にけがをさせた問題で、内田前監督と井上奨コーチは5月23日夜、東京都内で緊急記者会見を開きました。この中で内田前監督は、反則を犯した宮川泰介選手への意図的な反則の指示を改めて否定しました。会見にはTOKYO MX NEWSの有馬隼人キャスターも出席し、質問しました。

<関学大アメフト部OB・キャスター有馬隼人の視点>

 内田前監督と井上コーチの会見の端々で、22日に行った宮川泰介選手の会見と矛盾が生じる部分がありました。そこで、私は2人にこのような質問をしました。

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有馬「長年(井上コーチが)指導をしてきた宮川選手が、うそをついている、間違っているという認識でよいのでしょうか」

井上コーチ「いえ、間違っているとは思っていません。彼(宮川選手)がきのう発表したこと、彼が思っていることは合っていると思います」

有馬「選手とほとんどコミュニケーションを取らない監督からコーチにおいて、選手に伝わるとすれば、監督のフィロソフィーが選手に伝わらないということになるが」

内田前監督「ルールを守るのは絶対条件。そこが伝わるか伝わらないかという問題ではなく、競技をやる人間はルールに従って競技をするのが鉄則。それは言葉がどう変わろうと、基本的にはルールから逸脱しない」

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 22日の会見で宮川選手は「相手の選手がけがをしたら私たちの得になるだろう」「定期戦がなくなっても構わない」とコーチに言われたと証言していました。しかし、翌日の大学の会見で井上コーチは「その発言はしていない」と否定しました。にもかかわらず「宮川選手が、会見の中で話した内容は『合っている』」と肯定しました。ここに大きな矛盾があります。そこは担当コーチとして、ポジションの選手に対する愛情がまだ残っているのかという印象を、私は受けました。

 会見の中で井上コーチは「時折、監督の思いをくんで、選手に指示を出すことがあった」と発言しています。内田前監督の「ルールを守ってフェアプレーをする」という指導の方針・哲学が、コーチを経由して選手にまでしっかりと伝わっていなかった可能性があります。

 この問題の一番大切なポイントとして「反則行為の原因と、その背景にあるものは何か」だと考えます。普段はフェアプレーをしていた宮川選手が“あの試合”だけ、普段の理性を失って凶暴なプレーに走ってしまった、その原因は何だったのか、そうさせてしまった背景には何があったのか。それを明らかにしなければいけないのですが、日大側の会見にはそこに迫るコメントはなかったと感じています。

<今後の捜査のポイントは>

 タックルを受けた関西学院大学の選手側は21日、警察に被害届を提出しました。今後の捜査のポイントについて、スポーツに関連する法律に詳しい置塩正剛弁護士は「故意にけがを負わせたことについては、少なくとも宮川選手本人は争わないと思う。そこに至る経緯として、内田前監督や井上コーチから反則行為の指示があったのか。あるいは、指示に逆らえない状態がどの程度だったのか。その点によって悪質性が伝わってくるだろう」「警察としてはそれぞれからの聴取に加え、日大チーム関係者から広く話を聞かざるを得ないだろう」と指摘しています。また、傷害の疑いが持たれるのは宮川選手だけでなく、内田前監督や井上コーチにも「行為をそそのかした」=教唆(きょうさ)の疑いが持たれる可能性もあると指摘しています。

■有馬隼人キャスター
関西学院大学アメフト部出身。中心選手として学生日本一を経験。2017年10月からTOKYO MX NEWS(平日午後6時~)のメインキャスター。

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