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東京・狛江市長、セクハラ認め辞職へ 「相手がセクハラと言うなら」

(地域・まち - 2018年5月23日 18時30分)
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 複数の女性職員にセクハラをしたとされる疑惑から、5月22日に辞意を表明した東京・狛江市の高橋都彦市長は一夜明けた23日、「市政をこれ以上混乱させないため」として、辞職する考えを改めて示しました。セクハラ行為については「認めざるを得ない」としています。

 辞意表明から一夜明けた23日、高橋市長は午前8時ごろに自宅を出ました。自宅を出る際、報道陣から「会見にはどのような気持ちで臨むのか」と問われた高橋市長は「いつも通り」と短く答えました。

 市長に辞職を促していた水野副市長によりますと、市長は市役所に着いてすぐ、市の幹部が出席する臨時の会議に臨み、冒頭で辞任の理由などについて話したということです。そして、午前10時すぎに始まった会見で、高橋市長は「4人の女性職員から実名でハラスメントの抗議文を受け取った。市政をこれ以上混乱させてはいけないという思いから辞職を決意した」と語りました。この上で高橋市長は、これまで一貫して否定してきたセクハラ疑惑について、女性職員への性的関心はないと前置きしつつ「認めざるを得ない」と話しました。高橋市長は会見で「受け手がハラスメントと思えばハラスメントであり、それを認めざるを得ない。率直にこれをハラスメントと認め、謝罪をしたいと思います。性的関心を持って女性職員に接したことは自分としてはないが、それを受けた人がセクハラと言うのであれば、それはセクハラだと認めざるを得ない」と述べました。

 市長の決断について、狛江市民からは「当たり前。正当だ。これだけ騒がれたら政治はできない」「僕らの年齢からすると(セクハラ行為は)あまりいちいち気にしない。(辞職で)選挙をすると、また金がかかるからね」「もう仕方ないと思う。これを踏まえて新しい風が流れたらいい」などさまざまな声が聞かれました。

 東京都職員OBの高橋市長がセクハラで辞職することについて、東京都の小池知事は「セクハラの基準が厳しくなっていることを自覚しないといけない。市長が辞めることで市政が混乱しないようにしてくれれば、市民にとってもよいのではないか」と語りました。

 高橋市長は2週間以内に支援者と調整を行い、辞職する考えです。

<職員からの実名抗議で 狛江市長、セクハラ「認めざるを得ない」>

 3月にセクハラ疑惑が報道されて以来、狛江市の高橋市長は一貫して自身のセクハラ行為を否定してきました。こうした中、市長が辞職を決断する決め手の一つとなったものに、5月22日に市長に宛てて提出された女性職員たちによる抗議文の存在があります。

 抗議文には女性職員4人の実名が書かれています。そして、抗議文の中ほどにはセクハラの具体例の記述があります。そこには「私たち4人が市長から以下のセクハラを受けたことは事実」とした上で、具体的に「車内で手を握られたこと」「宴席でお尻を触られたこと」「市長の公用携帯電話から、仕事と関係のない不愉快なメールを送られた」「随行先で1時間にわたり、腰に手を回されたりお尻を触られ続けた」「エレベーター内で腰を引き寄せられ、体をぴったりと付けられた。このような行為が1年にわたり続いた」と記されています。女性職員たちは、このようなセクハラがあったにもかかわらず高橋市長から謝罪の言葉もなく、会見で否定を続けていることに怒りを抑えられず、我慢ができなくなったと訴えています。

 この抗議文のセクハラについて、高橋市長は「記憶がないものもある」「握手のつもりで手を握った覚えはある」「全てを認めるわけではないが、彼女たちがセクハラと言うなら、セクハラと認める」と会見で語りました。高橋市長は21日には「出処進退は白紙」としていましたが、今回、辞職を決断した理由として「自分でセクハラをしたという認識はないが、受け手側がセクハラだと主張するのでセクハラを認める」「一連の騒動で市政を混乱させた」という2つの理由を挙げ、責任を取って辞意を固めたとしています。

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