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東京都の7兆円予算案を審議 都民ファは知事を擁護、攻める自民

(都政 - 2018年3月13日 18時30分)
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 東京都議会は7兆円規模となる東京都の2018年度予算案の集中審議が始まりました。最大会派である都民ファーストの会は東京都の小池知事に批判的な都議会自民党を念頭に、知事を擁護し、委員会室は多くのやじが飛び交いました。

 都民ファーストの会の伊藤悠都議は、新年度予算案を「めりはりが利いている」と評価し、小池知事を擁護する質問を展開しました。小池知事は1月、予算案を都議会に説明する前に、60ほどの団体に査定の結果を伝えました。これについて自民党は「二元代表制のルールを無視した」として、小池知事を何度も批判してきました。伊藤都議は、かつて都議会側が200億円の予算を付けることができた、いわゆる「政党復活予算」を小池知事が廃止したことを引き合いに出し、知事を援護射撃しました。伊藤都議は「二元代表制に反するという批判があったが、その批判はまったく当たらず、むしろ『政党復活枠』こそ知事の予算編成権に踏み込んだ仕組みで、二元代表制の観点から考えて、廃止されて当然の結果だった」と発言しました。これに対し小池知事は「(団体への伝達は)より良い予算づくりを行っていくために重要なプロセスだと考えている」としました。

 さらに、国による地方消費税の配分の見直しで、東京都が約1000億円の減収となる見込みになることについて伊藤都議は「税収を取り戻せないのは『知事のせい』と、政権与党の都議会会派が声高に言えば言うほど、国への圧力は弱まり、国の思うつぼだ」と述べました。これに対して小池知事は「有識者などを含めた検討会議を早急に設置し、さまざまな角度から税財政を巡る問題を議論していきたい」と答弁しました。

 伊藤都議の質問について都議会自民党の幹部は「ヨイショの質問だった。都民ファーストの会には緊張感がない」と批判しました。

<予算を巡り激論 小池知事vs自民党>

 東京都議会の予算特別委員会は、東京都の小池知事に批判的な自民党の質問が続いています。

 議場では、都議会公明党と並ぶ第2会派となった都議会自民党の山崎一輝都議が質問しています。開始ぎりぎりまで文言を調整するなど意気込んで質問に立った山崎都議は、予算編成の際に小池知事が各種団体に事前に予算内容の一部を伝えていたことについて言及し、小池知事に迫るなど 緊迫した雰囲気が漂っています。山崎都議は「(配布した紙には)『本件の取り扱いについては、発表までご留意ください』と、まるで口止めを指示するような文面が入っている。これは、知事自身がこういった行為は問題があると承知した上で行ったと考えざるを得ない」と追及しました。これに対し小池知事は「現場の生の声を聞かせてもらい、予算編成プロセスに生かすことができた。予算案発表に至るまでの情報管理を行うという観点で記載したものだ」と答弁しました。

 このほか、市場の移転問題を巡っては「小池知事が安全宣言をするタイミングが変わってきている」などと繰り返し指摘していて、自民党は小池知事を追及する姿勢を強めています。今回、自民党が小池知事への追及姿勢を強めているのは、質問時間にも表れています。予算特別委員会の質問時間は会派の所属人数によって割り振られていて、3日間の審議時間に自由に割り当てることができますが、初日の自民党の質問時間は2時間17分で、これは所属人数が倍以上多い最大会派・都民ファーストの会よりも長い質問時間になっていて、自民党の並々ならぬ意気込みがうかがえます。

 2017年度の予算案は全会一致で可決・成立しましたが、今回は自民党を含め、各会派がどのような態度を示すのか注目されます。都議会予算特別委員会の総括質疑は3月15日まで開かれます。

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