大胆発想!公衆トイレをアート空間に 東京・豊島区
(地域・まち - 2018年1月30日 18時30分)
東京・豊島区の公園のトイレが、アートを感じる空間に生まれ変わりました。
住宅街の公園にお目見えしたのは、アーティストが壁画を描いたトイレです。公衆トイレをより身近に利用してもらおうと、豊島区が区内で進めるトイレの改修事業として完成した第1号です。
記念式典が行われた公園には豊島区の高野区長も駆け付け「子どもと女性の感覚でトイレを変えていこうと、大胆な発想の転換で出来上がった」とあいさつし、完成を祝いました。
子どもや女性も使いやすいようにと作られたトイレの壁には、壁画アーティストによって熱帯の動植物やチューリップなどが描かれ、背中からチョウの羽が生えたような写真を撮ることもできます。近所の子どもたちは「チョウの絵がきれいだった」「かわいく写真が撮れた」などと話していました。
豊島区では2019年度までに、合わせて85カ所の公衆トイレを今回のような壁画アートを活用するなどして改修する計画です。