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経営企画室のお仕事
就職活動中の学生の皆さんが入社1年後、3年後、10年後を想像する時に、TOKYO MXはどのような企業になっていると考えますか。
経営企画室では、「TOKYO MX」という会社がどのような周辺環境の中にあり、どのような企業で、これからどのような活動をして企業として成長していくのか…1年後、3年後、10年後にどのような企業としていくのかを毎日考えています。
それには、当社の事業領域を明確にする必要があります。「TOKYO MXのコアコンピタンス(他社に真似できない核となる能力)を改めて確認することが必要です。経営企画室が中心となって、当社のコアコンピタンスが「東京のテレビ局であること」を再認識した上で、「つなげるテレビ。」という企業スローガンが生み出されました。2019年度から始めた活動ですが、今年度は部署横断の若手精鋭社員メンバーが選出され、「つなげるテレビ。プロジェクト」として本格的に活動を行っています。
これまでのプロジェクトでの議論を経て、事業領域を「東京の課題解決のために、視聴者と企業をつなげる事業」と確認しました。企業が自らの事業領域を確認することから、新しい事業や既存事業の発展に繋がります。
当社の様々な放送事業、放送外事業を展開していく中で、理念として「つなげるテレビ。」を社内外に常に持ち働く、社員の共通意識はとても大切です。
「経営企画室」は組織図でみると社長直轄の部署です。どの本部にも属さず、独立していて、社長の参謀的な役割を担います。外部環境分析(顧客・競合)、内部環境分析(自社)をしっかり行った上で、経営ビジョンや企業戦略策定をします。そのために「組織・人事」「マーケティング」「運営」「財務・会計」等の整合性をつけて、どう動かしていくか…それを踏まえて中長期経営計画の策定及び短期戦略の策定をするのですが、策定に向けてな調整も行います。
企業として、そこにいる社員の動きが会社を形づくります。何を考え、活動し、成果としてどう企業を動かしていくか。企業スローガンである「つなげるテレビ。」の旗の下、社長参謀として、現状を分析・研究し、将来への提案をしていくのが「経営企画室」です。
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経営企画室のやりがい、うれしいことなど
経営企画室に配属されて、気づいたことがたくさんあります。これまで現場で考えてきたことは間違っていなかったと感じることが多いです。
「会社をよくしていこうとする想い」は現場も経営陣も同じです。放送の現場では、夢中で働いていると今日一日に集中しすぎて、将来の展望を考える余裕もなく、日々が慌ただしく過ぎていきます。未来を想像して、「今何をするか」を考えて行動することの大切さを感じています。
振り返ると、これまでの25年の当社の歴史は勢いのある上り坂の時期もありましたが、よい時ばかりではありませんでした。決して潤沢な予算、人員、環境ではなかったけれど、それを何とか100人程度の社員とスタッフで乗り越えてきました。一人でも多くの人に「TOKYO MXを見てもらいたい」と走ってきた25年間です。
時代の変革によって、テレビを取り巻く環境は厳しく変化しています。前を向いてこれからも企業として成長していきたいのですから、困難をどう乗り越え、メディアとしてどうポジティブに転換していくのかを経営企画室の一員として、その道を整えていきたいと思います。
そのためにも、何より自分がまだまだ知識が足りなくて、もっと勉強したいと思います。そう思いながら職場で働けることは、嬉しいことだと思います。個人としてもまだまだ成長したいです。
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経営企画室で成長できるのはこんな人
経営企画室は、新入社員が配属される部署ではないですね。
いくつかの部署を経験して、もしくは、別の企業での経験を活かして、提案する力や調整する力が必要です。様々な知識や問題意識、現状認識の力を養ってからですね。性格としては、感情的でない冷静な人が向いていると思います。