日本の祭り2016 ダイドードリンコスペシャル 「多摩川を渡れ ~八雲神社春季例大祭~」

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番組紹介

玉川上水沿いに桜が乱れ咲く羽村の春をより一層特別な季節にする「八雲神社春季例大祭」。
スサノオノミコトを祀った八雲神社を合祀する稲荷神社のこの祭りは、羽村の他の5つの神社の祭礼とともに毎年4月第2土曜・日曜に開催される。
町に響き渡るお囃子、巡航する山車、そして、桜舞う多摩川を渡御する神輿は稲荷神社の氏子たちにとって歴史を背負った町の誇り。羽村の人間にとって一年に一度の大切な晴れ舞台なのである。

番組では半年にわたり稲荷神社の氏子達に密着。
都市化・グローバルの最先端をいく東京の中で、奇跡のように地縁と伝統を残す羽村の熱い祭り人達を鮮やかに活写する。

山車曳き合わせ

山車曳き合わせ

羽村駅前に羽村市の6つの神社(稲荷神社、神明神社、五ノ神社、玉川神社、阿蘇神社、松本神社)の山車が集合、各々のお囃子・郷土芸能を競い合う「きっかせ」が行われる。観客も巻き込んで披露される伝統の仕事歌「木遣り」は圧巻の響きを持っている。

神事

神事

本宮祭前日の宵宮の夜には、スサノオノミコトの魂を神輿に移す「御霊移し」が行われる。暗闇の中、素戔嗚命作と伝えられる和歌が朗詠され、本大祭に向けての気運を高める厳粛な儀式である。

水中渡御

水中渡御

本宮祭の正午、荒ぶる御霊を乗せた神輿が桜舞う多摩川を渡る。観衆が河原を埋め尽くす中、「ワッショイ」、「マダマダ」の掛け声に乗せ、時には肩まで水に浸かりながら、20分ほどの時間を掛け神輿は川を渡っていく。

揉み合い(山車と神輿)

揉み合い(山車と神輿)

本宮祭の始めと終わりを彩る山車と神輿のせめぎ合い。神輿は激しく揺れながら果敢に山車に向かって行き、山車側もそれを全力で受け止める。本宮祭の夜には、祭りの終わりを惜しむかのように何度も神輿が山車に向かっていき、一段と激しさを増した揉みあいが行われる。

伝統を担う羽村の人々

伝統を担う羽村の人々

羽村の人々はお囃子の保存に熱心。稲荷神社には「東町はやし保存会」が存在し、週に一度社務所に集まり幅広い世代がお囃子の稽古に取り組んでいる。行事の節目に歌われる「木遣り」も氏子ほぼ全員に継承され、時には大合唱になることも。宵宮の夜には、御年91歳の長老の「木遣り」を聞きに、老若問わず祭り人がその家を訪れる。物心着く前から地域の文化を吸収し、伝統を受け継ぐ、歴史を背負った共同体の姿がここにある。

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