日本三大祭りのひとつで江戸三大祭りのひとつ、神田祭。
東京を代表する祭りだ。
江戸総鎮守、つまり大江戸八百八町の守り神である神田明神の祭礼で、
徳川家康の崇敬を受け、江戸城内に入ることを許された数少ない祭りのひとつであった。
人呼んで「天下祭り」。
2015年は、遷座400年。江戸城の拡張に伴って、
大手町から現在の地に遷って丁度400年の節目の年。
「ハンパなものを出すわけにはいかねぇ」江戸っ子たちの意気込みも、いつもとは違う。

番組では、400年目の6日間に完全密着。
平成の絢爛豪華な江戸絵巻を余すところなく伝える。

これが400年目の神田祭だ!

「神田祭とは、神事であり、大切なのは、神輿をかつぐ前であり、後である」

この言葉に倣い、あまりメディアで紹介される機会のない神事にも焦点を当てる。

夜の闇、純白の絹垣、警蹕の声・・・。厳かな神事の正統が繰り広げられる。


「神輿の神田」と言い慣わされてきた、神田祭最大の見せ場、神輿宮入。

神田青果市場“やっちゃば”ゆかりの千貫神輿は、担ぎ手の数1000人。

境内が歓声とどよめきに包まれる。


古い絵巻をひもとき、数年前に復活させた附け祭。

江戸時代の神田祭の姿が窺える大変貴重なものだ。


江戸開府400年を記念して行われて以来12年ぶりの復活。

「船渡御」。

水の都・江戸、水上交通の要衝であった神田日本橋界隈の土地の記憶を伝える勇壮な儀式だ。

江戸の昔から変わらぬ地元っ子の気風を色濃く残す伝統の祭りは、実は様々な“新奇”を受け容れる間口の広さと懐の深さをエネルギー源とする。
何しろ江戸っ子。「初鰹は嫁を質に入れても食いてぇ」という初物好き。新しいモノが大好きで、おまけに江戸の町には全国からどんどん新しい人がやって来る。

番組では、新旧とりまぜ様々な「神田っ子」たちを活写。
代々氏子総代を務める老舗の副社長。父が着た同じ着物に袖を通す。
でも平成の神田祭は神田だけのものではない。そんな「神田の生まれ」ではない“神田っ子”のいなせな姿も・・・。

祭りをめぐる群像ドラマに目を凝らせば今の時代が見えてくる。
少子高齢化、都会の住民の減少、女性の活躍、そしてあの震災・・・。

さあ、あなたもテレビの前でワッショイ、ワッショイ!