西部邁ゼミナール

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2017年12月2日放送
特別シリーズ【20】 崩壊する時代のなかで-日本人の再建は可能か? 

放送内容

北朝鮮の核武装・ミサイル発射で緊張感が高まる危機は日本の自主・独立を真剣に考える好機である。世界的な混沌状況が深刻化する中で如何に日本的なものを取り戻すか「戦後」日本人論。
日本は他の人種・民族から垂涎の的と言われるが、たった一度の戦争で負けアメリカに適応し己を捨ててしまった日本人。グローバリズムから国民国家へ移る時代の転換期に、明治維新から150年ずっと革新を続けてきた日本人が何をやってきたか咀嚼すべきとき。保守思想のエッセンス「人間の不完全なものである」「社会は植物の様なある種の有機体である」「急進改革は警戒せよ!漸進的な変革で行け」。失われた日本的なものを如何に取り戻すか『日本人とは、そも何者ぞ』の最終回。
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ゲスト紹介

澤村修治
澤村修治
さわむらしゅうじ
評伝作家・文芸評論家

昭和35年〔1960年〕東京都生まれ。千葉大学人文学部卒業。

新書や選書の編集長を歴任後、自著を発表する。
隔月刊誌「表現者」に執筆、編集委員も兼任、
現在、帝京大学文学部非常勤講師。

【近著】 唐木順三-あめつちとともに〔ミネルヴァ書房〕

【近刊】 西郷隆盛-滅びの美学〔幻冬舎新書〕好評発売中

【12月14日発売予定】幕末青春伝 西郷隆盛 時代をかけぬけた男〔理論社〕 

浜崎洋介
浜崎洋介
はまさきようすけ
文芸批評家

昭和53年〔1978年〕埼玉生まれ。

日本大学藝術学部卒。
東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。

【近著】 反戦後論 〔文藝春秋〕

批評の手帖〔文芸批評家・浜崎洋介ブログ〕

http://d.hatena.ne.jp/daily-ekoda/






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「実際のイタリア・ファシスタにゴロツキと呼ばれて致し方ない手合がたくさん加わったこと、それを知りつつも、またムッソリーニの喋り方における大芝居ぶりに嫌悪を覚えたことが幾度あるにもかかわらず、著者は自分の気分の奥底にファシスモめいたものがうごめいているのをいつも自覚していたのである」危機としての生を実践し、「戦後」の無惨と虚無に対峙し続けたファシスモが、己の人生の全域を剔出した最後の巨編。懐疑と省察、冒険への意志が導いた思想の堂奥とは。「ファシストたらんとした者」が抱いているのも、「幻像としてのファシスモ」にすぎぬことを、遅ればせに告白しておこう。もっというと、幻像としての伝統を胸裡に抱懐し、それの極致である死の具体的なやり方を危機に満ちた「今此処」という状況のなかで決断し、それを実践すれば他者に通じるはずだとの幻像を生きる、それがファシスタだということである。」いま著者が混沌の時代に投げかけるのは、一匹のヒューモリスト(人性論者)がここにいた、という厳然の提示なのである。【新刊】ファシスタたらんとした者〔著〕西部邁 中央公論新社より好評発売中

良著のすすめ

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