西部邁ゼミナール

●メニュー

放送アーカイブ

2017年8月5日放送
精神の中に死者の言葉が蘇る一種の言語哲学―俊成、定家、世阿弥の「幽玄」日本的サンボリズムの展開

放送内容

生の中に死者たちの言葉が蘇る。精神の中に死者の世界が吹き返す一種の言語哲学、西洋で20世紀初めに実存主義者がやったことを日本人は動乱の中世で既にやっていた。
武家に追いやられて本気にならざるをを得ず、過去は我々の下にありと武士には無い価値観である「幽玄美学」を立ち上げた藤原俊成、定家。承久の乱を起こした後鳥羽上皇が編纂を命じ、古今和歌集を主題にした新古今和歌集に表現された新古典主義とは・・・勝負の世界で実力だけで生き残った観阿弥、世阿弥にみるリアリズム。南北朝の動乱期に暇だ退屈だと言ってみせた精神力は、目先を追う現代ビジネスマンとは正反対であった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
隔月刊誌┃表現者┃偶数月発売┃
━━━━┛━━━┛━━━━━┛
◆2017年9月号の特集は『今、日本人論を』◆
 松岡正剛、澤村修治、柴山桂太、西部邁、富岡幸一郎 
 MXエンターテインメント(株)より8月16日〔水〕発売!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
http://s.mxtv.jp/nishibe/hyogensha.php

ゲスト紹介

浜崎洋介
浜崎洋介
はまざきようすけ
文芸批評家

昭和53年〔1978年〕埼玉生まれ。

日本大学藝術学部卒。
東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。

【近著】 反戦後論 〔文藝春秋〕




澤村修治
澤村修治
さわむらしゅうじ
評伝作家・文芸評論家・「表現者」編集委員

昭和35年〔1960年〕東京都生まれ。千葉大学人文学部卒業。

新書や選書の編集長を歴任後、自著を発表する。
現在、帝京大学文学部非常勤講師、「表現者」編集委員を務める。

【近著】 唐木順三-あめつちとともに〔ミネルヴァ書房〕

西部邁 ファシスタたらんとした者〔中央公論新社〕発売
「実際のイタリア・ファシスタにゴロツキと呼ばれて致し方ない手合がたくさん加わったこと、それを知りつつも、またムッソリーニの喋り方における大芝居ぶりに嫌悪を覚えたことが幾度あるにもかかわらず、著者は自分の気分の奥底にファシスモめいたものがうごめいているのをいつも自覚していたのである」危機としての生を実践し、「戦後」の無惨と虚無に対峙し続けたファシスモが、己の人生の全域を剔出した最後の巨編。懐疑と省察、冒険への意志が導いた思想の堂奥とは。「ファシストたらんとした者」が抱いているのも、「幻像としてのファシスモ」にすぎぬことを、遅ればせに告白しておこう。もっというと、幻像としての伝統を胸裡に抱懐し、それの極致である死の具体的なやり方を危機に満ちた「今此処」という状況のなかで決断し、それを実践すれば他者に通じるはずだとの幻像を生きる、それがファシスタだということである。」いま著者が混沌の時代に投げかけるのは、一匹のヒューモリスト(人性論者)がここにいた、という厳然の提示なのである。【新刊】ファシスタたらんとした者〔著〕西部邁 中央公論新社より好評発売中

良著のすすめ

表現者 2017年 09月号 [雑誌]
表現者9月〔74〕号 8月16日発売 特集は「今、日本人論を!」
座談会「日本人と日本文化を問う」松岡正剛、澤村修治、柴山桂太、西部邁、富岡幸一郎 「ファシスモ話をめぐって」辻原登×西部邁×富岡幸一郎
唐木順三 あめつちとともに (ミネルヴァ日本評伝選) [ 澤村 修治 ]
唐木順三-あめつちとともに 【著】澤村修治〔ミネルヴァ日本評伝選〕
反時代を貫き、「無常」を見出す…
異彩の出版人、昭和論壇を駆ける。
反戦後論 [ 浜崎 洋介 ]
反戦後論 【著】浜崎洋介〔文藝春秋〕
戦後思想に新たな問題を提起する
【タグ】 政治  経済  社会  文化  歴史  教育  国家  戦争   
西部邁ゼミナール TOP