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2017年7月22日放送
特別シリーズ【5】「封建時代のリベルタン―悪党・バサラ・傾奇者の世界」 目を見張る派手なニヒリズムがあった中世

放送内容

世界に先んじて起きた頼朝による鎌倉革命、平安と江戸の狭間の動乱期における強大な力を持った中世の武士「婆娑羅」〔バサラ〕とは何か。戦における死を常に意識して振る舞っていた日本人が迫られた生き方、死に方をめぐり、人々の目を見張らせた派手なニヒリズムが日本にもあった。佐々木道誉の豪奢・奇抜・蕩尽にみる形而下に留まりながら形而上に近いギリギリの極限を追求した日本人。
明日、戦場で死ぬかもしれないという武士の心に宿った“はかなさ”と刹那的ものとが表裏一体の無常観の相克の中でで、日本文化がある枠内で出尽くされた時代を知り現代における人間・社会を考える。
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ゲスト紹介

澤村修治
澤村修治
さわむらしゅうじ
評伝作家・文芸評論家・「表現者」編集委員

昭和35年〔1960年〕東京都生まれ。千葉大学人文学部卒業。

新書や選書の編集長を歴任後、自著を発表する。
現在、帝京大学文学部非常勤講師、「表現者」編集委員を務める。

【近著】 唐木順三-あめつちとともに〔ミネルヴァ書房〕

浜崎洋介
浜崎洋介
はまざきようすけ
文芸批評家

昭和53年〔1978年〕埼玉生まれ。

日本大学藝術学部卒。
東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。

【近著】 反戦後論 〔文藝春秋〕




西部邁 ファシスタたらんとした者〔中央公論新社〕発売
「実際のイタリア・ファシスタにゴロツキと呼ばれて致し方ない手合がたくさん加わったこと、それを知りつつも、またムッソリーニの喋り方における大芝居ぶりに嫌悪を覚えたことが幾度あるにもかかわらず、著者は自分の気分の奥底にファシスモめいたものがうごめいているのをいつも自覚していたのである」危機としての生を実践し、「戦後」の無惨と虚無に対峙し続けたファシスモが、己の人生の全域を剔出した最後の巨編。懐疑と省察、冒険への意志が導いた思想の堂奥とは。「ファシストたらんとした者」が抱いているのも、「幻像としてのファシスモ」にすぎぬことを、遅ればせに告白しておこう。もっというと、幻像としての伝統を胸裡に抱懐し、それの極致である死の具体的なやり方を危機に満ちた「今此処」という状況のなかで決断し、それを実践すれば他者に通じるはずだとの幻像を生きる、それがファシスタだということである。」いま著者が混沌の時代に投げかけるのは、一匹のヒューモリスト(人性論者)がここにいた、という厳然の提示なのである。【新刊】ファシスタたらんとした者〔著〕西部邁 中央公論新社より好評発売中

良著のすすめ

ファシスタたらんとした者 [ 西部邁 ]
ファシスタたらんとした者〔中央公論新社〕 西部邁【著】
危機としての生を実践し戦後の無惨と虚無に対峙し続けたファシスタが己の人生の全域を剔出した最後の巨編。
唐木順三 あめつちとともに (ミネルヴァ日本評伝選) [ 澤村 修治 ]
唐木順三-あめつちとともに 【著】澤村修治〔ミネルヴァ日本評伝選〕
反時代を貫き、「無常」を見出す…
異彩の出版人、昭和論壇を駆ける。
反戦後論 [ 浜崎 洋介 ]
反戦後論 【著】浜崎洋介〔文藝春秋〕
戦後思想に新たな問題を提起する
【タグ】 政治  経済  社会  文化  歴史  教育  国家  戦争   
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