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2017年7月1日放送
物語storyとしての歴史history―古事記、日本書紀、万葉集をめぐって『日本人とは、そも何者ぞ』【2】
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放送内容

混沌とした7世紀の国づくりを背景に生まれた「古事記」や「万葉集」。どんな国民にも根源的な物語としての歴史がある。四季折々の自然に恵まれ、豊かな感情と美意識を持った日本人は何を感じて生きてきたのか。強い外国による支配に対する対抗心が変革期の合理性を齎し、抑圧され零れ落ちたものを歌や文学が拾い上げてきた。権力を勝ち取るだけでなく天下が認める統治を目指し、宴会で歌を詠みセンスを高めていた文雅とは何か。

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ゲスト紹介

澤村修治
澤村修治
さわむらしゅうじ
評伝作家・文芸評論家・「表現者」編集委員

昭和35年〔1960年〕東京都生まれ。千葉大学人文学部卒業。

新書や選書の編集長を歴任後、自著を発表する。
現在、帝京大学文学部非常勤講師、「表現者」編集委員を務める。

【近著】 唐木順三-あめつちとともに〔ミネルヴァ書房〕

浜崎洋介
浜崎洋介
はまざきようすけ
文芸批評家

昭和53年〔1978年〕埼玉生まれ。

日本大学藝術学部卒。
東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。

【近著】 反戦後論 〔文藝春秋〕




西部邁 ファシスタたらんとした者〔中央公論新社〕発売
「実際のイタリア・ファシスタにゴロツキと呼ばれて致し方ない手合がたくさん加わったこと、それを知りつつも、またムッソリーニの喋り方における大芝居ぶりに嫌悪を覚えたことが幾度あるにもかかわらず、著者は自分の気分の奥底にファシスモめいたものがうごめいているのをいつも自覚していたのである」危機としての生を実践し、「戦後」の無惨と虚無に対峙し続けたファシスモが、己の人生の全域を剔出した最後の巨編。懐疑と省察、冒険への意志が導いた思想の堂奥とは。「ファシストたらんとした者」が抱いているのも、「幻像としてのファシスモ」にすぎぬことを、遅ればせに告白しておこう。もっというと、幻像としての伝統を胸裡に抱懐し、それの極致である死の具体的なやり方を危機に満ちた「今此処」という状況のなかで決断し、それを実践すれば他者に通じるはずだとの幻像を生きる、それがファシスタだということである。」いま著者が混沌の時代に投げかけるのは、一匹のヒューモリスト(人性論者)がここにいた、という厳然の提示なのである。【新刊】ファシスタたらんとした者〔著〕西部邁 中央公論新社より好評発売中

良著のすすめ

ファシスタたらんとした者 [ 西部邁 ]
ファシスタたらんとした者〔中央公論新社〕 西部邁【著】
危機としての生を実践し戦後の無惨と虚無に対峙し続けたファシスタが己の人生の全域を剔出した最後の巨編。
唐木順三 あめつちとともに (ミネルヴァ日本評伝選) [ 澤村 修治 ]
唐木順三-あめつちとともに 【著】澤村修治〔ミネルヴァ日本評伝選〕
反時代を貫き、「無常」を見出す…
異彩の出版人、昭和論壇を駆ける。
反戦後論 [ 浜崎 洋介 ]
反戦後論 【著】浜崎洋介〔文藝春秋〕
戦後思想に新たな問題を提起する
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