西部邁ゼミナール

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2014年11月16日放送
現代において「思想」は可能か【2】 思想と学問

放送内容

学問とは何か、「學」という漢字の意味は、羽を広げだ親鳥の下で飛び方を真似る=「まねび」という意味がある。

福澤諭吉は「人間交際に役立つもの」と社交に役立つものが実学と言った。人間の付き合いは金だけではない、男女、家族、友人と広い意味があったが、今では、金や技術の話しが実学と狂ってきている。

近江聖人と称えられた陽明学者の中江藤樹は「学問とは母親の面倒をみることである」言った。

学問のススメ、日本人は問題だと、怨望、嫉み、妬みが多すぎる。
言路を塞ぐ、閉塞してしまう。嫉妬心が強すぎるので自分の言葉を自由闊達に喋らない。
日本人の良くないところ。

大学教授もあらゆる大学人、新聞社もテレビ局も、人の業績や地位に怨望を抱き言路を塞いでしまっている。
全体のことについて、自由闊達に喋っていた方が国家のためにも役に立つ。学者も典型的であるが、現代人は、サラリーマンも何かの専門家になっている。結局、自分の商売でやってきたことしか言わない。現代社会の宿痾のような問題。


ゲスト紹介

佐伯啓思
佐伯啓思
さえきけいし
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
1949(昭和24年)奈良市生まれ、
東京大学経済学部卒、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。


【著書】『隠された思考』(筑摩書房・サントリー学芸賞) 『「アメリカニズム」の終焉』(TBSブリタニカ・東畑記念賞) 『現代日本のリベラリズム』(講談社・読売論壇賞) 『倫理としてのナショナリズム』 『学問の力』 『日本の愛国心―序説的考察』(NTT出版) 『自由と民主主義をもうやめる』(幻冬舎新書) 『日本という「価値」』『大転換―脱成長社会へ』(NTT出版) 『現代文明論講義』(ちくま新書) 『反・幸福論 』(新潮新書)
経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ(講談社現代新書) 文明的野蛮の時代(NTT出版) 日本の宿命(新潮新書)ほか多数。
柴山桂太
柴山桂太
しばやまけいた
滋賀大学経済学部准教授。雑誌「表現者」編集委員。 
1974(昭和49年)東京生まれ。京都大学経済学部卒業、京都大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得。現代社会論・思想史専攻。 


【著書】『静かなる大恐慌』(集英社新書) 『現代社会論のキーワード-冷戦後世界を読み解く』〔佐伯啓思・柴山桂太編〕(ナカニシヤ出版) 『グローバル恐慌の真相』(集英社) 『危機の思想』『「文明」の宿命』(NTT出版)ほか。
西部邁 西部邁ゼミナール塾長
評論家、雑誌「表現者」顧問

1939年(昭和14年)北海道生まれ
1964年(昭和39年)東京大学経済学部卒業。在学中、
東大自治会委員長・全学連中央執行委員として
60年安保闘争に参加。学生運動から離脱後、
大学院にて近代経済学を研究し、東京大学教授を歴任。

【著書】
「経済倫理学序説」(吉野作造賞)、
「生まじめな戯れ」(サントリー学芸賞)、
「サンチョ・キホーテの旅」
 (2010年文化庁芸術選奨受賞)ほか多数。

「中江兆民 百年の誤解」(時事通信社)

良著のすすめ


西田幾多郎 無私の思想と日本人【著】佐伯啓思(新潮新書)
西田幾多郎の無の思想とは何か?日本的精神の核心を衝く!
表現者 2014年 11月号 [雑誌]
表現者11月号 真の国民輿論を巻き起こす MXエンターテインメント(株)
特集 米ロ対決-「大戦」の足音がする 馬渕睦夫 木村三浩 柴山桂太
表現者 2014年 09月号 [雑誌]

表現者2014年09月号 ¥1,337
【お近くの書店でお問い合わせ下さい。】特集「滅びを覚悟で戦うとは」-国防の意志を高めよ、座談会「集団的自衛権とは何か-安全保障の罠」『大東亜戦争とは何だったのか』桶谷秀昭×福田逸×富岡幸一郎×西部邁
【タグ】 政治  経済  社会  文化  歴史  教育  国家    
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