放送内容
光陰矢の如し、単調に流れる生と、死後訪れる永遠の時間とのバランスとは・・・私人・公人・個人・集団のバランスの中でわれわれは生きる。年長者との交流は過去を知り、未来を知ることにつながる。「未来は青年のもの」という言葉に誑かされず、「経険」を次のステージの肥とする。人生観談義『人間の老病死をめぐって』人が老いるとはどういうことか
ゲスト紹介
1960年東京生まれ。千葉大学人文学部卒。
出版社に勤務し、新書や選書の編集長を務めながら評論と評伝で執筆を行う。
【著書】『徳田秋聲、仮装と成熟』『宮澤賢治と幻の恋人』『悲傷の追想』
『日本のナイチンゲール』ほか。『表現者』に西郷南洲論を連載。
1978(昭和53年)生まれ。【著書】『福田恆存 思想の〈かたち〉』(新曜社)、
編著に福田恆存アンソロジー『保守とは何か』(文春学藝ライブラリー)などがある。
現在、先崎彰容氏との共著『アフター・モダニティ―近代日本の迷宮』(北樹出版)を準備中。